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あなたがもっと積極的に夜ふかしすべき3つの理由

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「朝活」や「エクストリーム出社」など、とかく早起きがもてはやされる昨今の風潮に対し、早起きが苦手なわたしが「夜ふかしにもいいところがあるよ!」と自己弁護するための話を書きます(笑)。


1・夜ふかしのほうが頭がいい
アメリカの若者を対象にした調査では、早寝早起きよりも夜ふかし型のほうがIQが高いとのデータが出ております。


タテ軸が週末に寝る時間、ヨコ軸がIQの高さ


なんでこういう結果になるかは不明なんですが、なんでも「人類は夜中の活動に適応できるように進化していないので、知性が低いと夜ふかしに対応できないからではないか?」って仮説があるらしい。


参考:

2・夜ふかしのほうが年収が高い
マドリッド大学が1,000人の学生を調査したところ、夜ふかし型のほうが成績がよく、いい会社に入る確率が高く、年収も良い傾向があったそうな。


というのも、夜ふかし型は帰納的な思考が得意で、ものごとを分析するのが上手い人が多いらしい。この能力が、結果としてよいキャリアに結びつきやすいんだそうで。

参考:Night owls are wealthier and wiser than larks, study finds


3・夜ふかしのほうがモテる
夜ふかしの男のほうがモテる!と論じたのが、ハイデルベルク大学が2012年に行った研究。その要点を抜き出しますと、

男性における「モテ」要素は、第一に外向的であることだ。次に、年齢夜ふかしができる能力が続く。

とのこと。まぁ夜ふかしではあるものの、アラフォーで内向的なわたしには、あまり関係のない話ですが。

参考:Eveningness is related to men’s mating success

まとめ
そんなわけで、夜ふかしのメリットを3つご紹介しました。「早起きは三文の得」などと言いますが、夜ふかしだって得があるんだよってことで。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。