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第39回「府中刑務所 文化祭」に行ってきたぞ



先月の「東京拘置所 矯正展」に続いて、「府中刑務所 文化祭」に行ってきました。毎年11月3日に行われる恒例のイベントであります。



開場は10時からなのに、9時半に着いた時点でこの行列!子どもたちもキャッキャとはしゃいでおりました。刑務所なのに。


開場とともに西門へ向かいまして、恒例のアドベンチャーツアーに参加。刑務所の敷地内を見学できてしまう、非常に貴重なイベントであります。いままではバスツアーだったんですが、今回からはウォーキングラリーに変わりまして、整理券も廃止されていました。列に並んだ順に入場券をもらって中に入るシステム。「入場券を失くすと出所できなくなりますのでご注意くださーい」と何度も刑務官が叫んでまして、これが刑務所ジョークかと感心いたしました。


当然ながら撮影は禁止なので画像がないんですが、ざっくりツアーの行程を説明しますと、

  1. カバンや家具を作る工場内
  2. 体育館
  3. 集団浴場

などを30分かけて回っていきます。敷地内はとても清潔な印象で、「無事故で社会復帰!」みたいな貼り紙が掲げてある以外は、ちょっと広めの工業高校みたいな感じ。一方で、集団浴場のほうでは、ヤクザ映画でおなじみの細長い浴槽を見ることができて感動。大満足でありました。


で、ツアーを出たら、すでに食堂の「刑務所メニュー」は完売で食べられず。残念。ツアーの整理券システムがなくなったので、先に食堂にならんで腹ごしらえをしてから、ツアーに参加してみるのもアリかもしれません。


おなじみの刑務所特製パンはまだ残ってましたが、刑務所の敷地からハミ出すほどの行列ができていたので断念。基本的に食事関連のイベントは瞬殺ですね。


こちらが特製パン。かなりサイズは大きめでして、これで100円は確かに激安。


食事にあぶれたので、あとは展示品の見学など。雑居房のミニチュアをながめたり、



独居房のミニチュアを見つつ、近くの刑務官さんに質問してみたり。ちなみに、いまは囚人の方はみんな名前で呼ばれ、映画よろしく「232番!」と番号を使うことはないそうです。ためになるなぁ。



他にも出所までの流れを書いたパネルがあったり、


 消防車に乗れるイベントがあったり、



白バイにも乗れたりと盛りだくさん。さすが歴史が長いので小菅よりもイベントは充実してますね。



最後に、東京拘置所でもやった性格診断テストに再チャレンジして帰宅(結果は前回と同じなので割愛)。小菅に続いてムショメシが食べられなかったので、来年もまた行くかなぁ。
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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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