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「やる気を出すための科学的な方法」まとめ

Motivation

気がつけば「やる気を出す方法」に関する記事がだいぶたまったんで、ちょっとまとめてみることに。どの方法も、それなりに科学的な裏付けがありますんで、新年の目標をこなすためのご参考になれば幸いです。



 

栄養不足を解消する

まずは大前提として栄養バランスの改善が大事。特にアミノ酸やビタミンDが足りないと、日常のモチベーションがメキメキと下がっていっちゃう。具体的には、以下の2つが参考になるかと思います。

 

WOOP法を使う

WOOP法は、2014年の10冊にも選んだ「ポジティブシンキングを考えなおす」で紹介された、現時点でもっとも効果が高いと思われるモチベーションアップ&先延ばし克服テクニック。具体的には、イメトレとin-thenプランニングの組み合わせでできてまして、わたしも確かに効果を感じております。


具体的な方法としては、以下のエントリをご参照ください。近ごろは専用のiPhoneアプリも出てまして、実践しやすくなってますね。


ぐずぐず主義克服シートを使う

「ぐずぐず主義克服シート」は、認知行動療法の古典である「いやな気分よ、さようなら」で紹介されたモチベーションアップの技術。作業を細かい内容にわけて、「予想される困難度」と「予想される満足度」を100点満点で記入するあたりがポイント。表計算ソフトで簡単にできるうえに効果もかなり高いオススメのテクニックであります。

 

 

自分が「攻撃型」か「防御型」かを把握する

「攻撃型」と「防御型」は、「やってのける」で有名なハイディ・グラント・ハルバーソン教授が提唱している概念。いまの心理学では性格を5つの要素にわけて判断する方法が主流なんですが、仕事のやる気を高めるには、自分が「攻撃型」か「防御型」かを判断したほうがいいんだそうな。具体的には、以下のエントリをご参照ください。

 


チロシンを飲む 

チロシンはドーパミンの材料になる成分で、飲むとやる気を高めてくれると言われております。また、メラニンの材料にもなるので、白髪を解消する効果も。わたしも愛用してまして、体験談は以下にまとめてあります。

 

 

Timefulを使う

Timefulは、「予想どおりに不合理」で有名なダン・アリエリー教授が開発したスケジュールアプリ。人工知能が搭載されてまして、アプリがユーザーのモチベーションを判断して、登録したタスクをこなすのに最適な時間を割り当ててくれちゃう。個人的にも、タイムマネジメントに気を配るよりも、自分のエネルギーがMAXになるタイミングを把握するほうが大事だと思ってまして、このアプリの考え方には大賛成であります。

 

 

その他の手軽に使える心理テク

個人的にオススメのテクニックは以上のとおりですが、他にもその場で手軽に使えるテクニックをいろいろと紹介してきましたんで、以下にドドっとならべておきます。このなかだと、「背筋を伸ばして全身に力を入れつつ腕組みしながら拳を握る」のが、もっとも効果を感じやすいかも。

 

 

まとめ

そんなわけで、当ブログで紹介してきたやる気を出す方法のまとめでした。なにせ、わたし自身がイマイチやる気のわかない人間ですんで、こういった技術を駆使しつつ、なんとか毎日をやりくりしております(笑)


credit: photosteve101 via FindCC


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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