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「笑い」を愛する者は頭はいいし健康だし金も儲かるし…みたいな話

Laugh 

「笑い」はどこまで人生の役に立つのか

ここんとこ「人生の幸福にはユーモアスタイルが大事!」なんて話を書いてまして、あらためて笑う門には福来るやなー、みたいなことを思っております。

 

 

で、その後もいろいろと文献を漁ってたら「笑いのメリット」に関する話が溜まってきたんで、ちょっとまとめときます。



「笑い」がもたらす6つのメリット

1.とりあえずストレス解消効果がハンパない

ロマリンダ大学が20代女性を対象にした実験(1)だと、ちょっと面白い動画を20分見ただけでもコルチゾール(ストレスホルモン)の量が激減したうえに、記憶力や学習能力まで上がったそうな。どうやら、ストレスが減ったおかげで脳機能が向上したのが原因っぽい。

 

 

ちなみに、笑い終わったあとでもリラックス効果は続くようで(2)、その持続時間は45分とのこと。笑い終わってからも、しばらくは筋肉の緊張が解けた状態になるんだそうな。マッサージと似たような効果があるわけっすね。

 

 

また、APAの2006年論文(3)では、実際に笑わなくても「なんか面白そうだ!」と期待するだけでも、ストレスホルモンは49%も低下したらしい。とりあえず、ポジティブな体験を追い求めるだけでもストレスは減るってことなんでしょうな。

 

 

2.意外とカロリー消費量が多くてビビる

2007年のヴァンダービルト大学論文(4)は、「笑いはどれだけカロリーを使うか?」を調べてておもしろいです。63人の男女に90分ほどテレビのコメディシリーズを見てもらったところ、

 

  • 笑ってるあいだのカロリー消費量は安静時より0.19 kcals/分ほど高い
  • 心拍数も 2.1 拍/分ほど多い

 

ってことで実に普段の16〜17%もカロリー消費量が多くなったらしい。これは、100回笑うごとにエアロバイクを全力で10分こぐのと同じぐらいのレベルだそうな。なかなか凄いもんですな。

 

 

3.心臓にもかなりいいらしい

2009年のメリーランド大論文(4)では、300人を対象に笑いと心疾患の関係を探っててためになります。これによると、過去に心臓病にかかったことがある人は、そうでない人にくらべて40%も笑いの量が少ないんだそうな。

 

 

なんでこういう現象が起きるのは不明なんですけど、いまのとこ笑いのストレス解消効果にくわえて、「笑うと血流が22%ぐらい上がるのも大きいんじゃない?」とか考えられております(5)。

 

 

4.創造性が高まる

これは大昔から言われてる話で、笑いのセンスが創造性や知性と結びついてるってデータ(6)は多め。もちろん、あくまで相関の話なんで、「笑えば創造性が高まる!」って話ではないものの、一部の研究者のあいだでは、

 

  1. 笑うと脳内のセロトニンが増える
  2. セロトニンが脳機能を高める
  3. 創造性アップ!

 

みたいな流れを主張している方もいらっしゃいます。また、1987年の古典的な実験(7)でも、コメディ映画をみた直後の参加者は、何も見なかった人より62%も問題解決能力があがったなんで結果も出てまして、あながち間違いでもなさそう。

 

 

5.学習能力が上がる

上でもコメディ動画を見たら脳機能が上がったって報告を紹介したとおり、昔から「笑いを使うと学習がアップ!」ってデータは多め(7)。2005年のレビュー論文(8)などを見てますと、「笑えるようなメタファーや例え」を使いながら学習すると、記憶の定着率が格段に上がるって話が出てたりします。

 

 

その意味では、英単語をダジャレで記憶したりとか、ギャグ漫画で歴史を学ぶなんて手法にも一定の正当性はあるんでしょーな。

 

 

6.金が儲かる

2007年に企業のエグゼクティブたちに行った調査(9)ですと、特に金を儲けていて周囲から「優秀だ!」と判断された経営者は、平均より2倍もギャグを飛ばす傾向があったらしい。

 

 

まぁ、これは、厳しいビジネスの世界でも笑いを忘れないような経営者は「自己高揚的ユーモア」を使いがちってことではないかと思われます。要するに、ギャグを飛ばす量が、その人のレジリエンスの指標になってるわけですね。そう考えると、「攻撃的ユーモア」や「自己卑下的ユーモア」はビジネスには不向きなので、やっぱ笑いのスタイルが大事って結論になるわけですが。 

 

 


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。