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せっかくプロテインを飲んでも砂糖入りソフトドリンクと一緒だと死ぬ

Softdrink

 タンパク質とソフトドリンクを一緒に摂ってはいけない?
いまや「痩せたいならまずソフトドリンクを止めよう!」が科学界のコンセンサス。1日に1〜2本を飲むだけで肥満のリスクが1.6倍にはねあがるというから恐ろしいもんです。


ここでいう「ソフトドリンク」は「砂糖や果糖ブドウ糖液糖、果汁が入った清涼飲料水」のこと。なので、ブラックコーヒーやお茶などはふくまれておりません。言いかえれば、砂糖を液体の形で摂るとヤバいってことですね。


その原因には諸説あるんですけど、新しい論文(1)では、「ソフトドリンクがタンパク質のメリットを打ち消す!」って結論になってておもしろいです。




 タンパク質のよさをソフトドリンクが相殺しちゃう
これは米農務省の実験で、27人の男女を対象にしたもの。平均年齢は23才で、平均体型の人だけを集めたみたい。


この実験が何を問題にしたかと言いますと、

これまでの研究により、タンパク質には食欲を抑え、代謝を高め、脂肪の燃焼もアップしてくれることがわかっている。しかし、その効果を、砂糖入りの飲料が打ち消してしまうかどうかは、いまだによくわかっていない。

とのこと。高タンパク食にはいろんなメリットがあるけど、もしかしたら、ソフトドリンクがその良さを相殺しちゃうんじゃないか、と。もし良質な鶏むね肉を食べても、同時にソフトドリンクを飲んでたら、ムダになっちゃうのではないか、と。


タンパク質と砂糖入りドリンクを飲む
ってことで、実験では参加者を2つにわけております。

  1. 低タンパク食:1日の総カロリーの15%をタンパク質にする
  2. 高タンパク食:1日の総カロリーの30%をタンパク質にする

と同時に、みんなに「人工甘味料入りドリンク」または「砂糖入りドリンク」のどちらかを120kcal分だけ飲んでもらったんだそうな。


実験の期間はそれぞれ1日ずつ。食事の内容はすべて同じにして、タンパク質の量だけを変えたみたい。


タンパク質+ソフトドリンクで脂肪が燃えにくくなった
それでどんな結果が出たかと言うと、

  • 砂糖の人工甘味料のどちらを飲んでも、食欲や満腹感には差はなし。結局、もっとも食欲を左右するのはやっぱりタンパク質の量だった

  • 砂糖入りドリンクを飲むと、脂肪の燃焼が8%下がり、糖質の燃焼は15%上がる。これは、低タンパク食のときに脂肪が7.2g燃えにくくなるのに相当する。高タンパクの場合は脂肪12.6g分に相当

  • 人工甘味料よりも、砂糖のほうが脂肪の燃焼レベルを下げる (135 ± 45 g/1日 VS. 145 ± 46 g/1日)

  • 砂糖入りドリンクを飲むと、120kcalのうち80kcalしか消費されず、食事誘発性熱産生も3%下がる

みたいな感じ。もちろん、これは27人ぐらいの実験だし、この現象が長期的に肥満につながるかもわからんですが、とりあえずソフトドリンクはタンパク質のメリットを打ち消す方向に働くっぽい。


当ブログをお読みの方で砂糖入りのドリンクを飲む方は少ないかもですが、ステーキと一緒にフルーツジュースや野菜ジュースを飲むなんてケースはありそうですもんね。とりあえず、食事中のドリンクは水かお茶がベターってことでしょうね。お気をつけください。
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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。