Loading...

子どもたちの不幸をニヤニヤと楽しむ一冊 | レモニー・スニケット「最悪のはじまり」


「最悪のはじまり (世にも不幸なできごと 1)」を読みました。

 



 

先日から個人的に取りかかっている、米アマゾンの「一生のうちに読むべき100冊」を 読んでみるシリーズの5冊め。世界ではハリー・ポッターぐらい売れている有名シリーズらしい。個人的には、ジム・キャリー主演の映画版しか知りませんでした。


火事で両親を失った3姉弟が、財産が目当ての親戚に狙われるツラい日々を描くお話。Amazonの内容紹介には「不幸のオンパレード」とか書いてあってビビりますが、基本的には賢い子どもたちが災難を乗りこえていく姿をニヤニヤと楽しめばよく、実は奇をてらったところのない良質なエンタメ作品になっておりました。江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ的なミステリー要素もあって、子どものときに読んだら夢中になってたかも(ちなみに、ミスター・ポーとエドガーってキャラも出てくる)。


かなり翻訳も上質でして、エドガー・アラン・ポーとかディケンズとか、あのへんの19世紀文学っぽい文体を上手く日本語に置きかえていて感心。シュールな要素や特別な寓意は何もないので、大人でも夢中になれるかといえば難しいんですが、読んで損のないクオリティかと存じます。


スポンサーリンク

スポンサーリンク

ホーム item

mail magazine

パレオな男 メルマガ登録
メアド:
名前:

ABOUT

自分の写真

41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。