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ガチのパレオダイエットでは豆類がNG食品になっている理由

Th 2048
一般的には健康なイメージがある大豆や小豆などの豆類ですが、厳格なパレオダイエッターの間ではNG食品になってたりまします。ここでは、そのあたりの理由を。



1・豆は毒素や抗栄養素がめっさ多い
どんな生き物にも身を守るシステムが備わってますが、植物はおもに自分の中に毒素を作って外敵をふせぐ仕組みになっております。なかでも豆類は抗栄養素(栄養の吸収をブロックする成分)が多い植物でして、たとえば、


  1. 自然毒が腸の働きをジャマしてリーキーガットのもとになる
  2. 酵素阻害物質が、タンパク質の吸収に必要な酵素の働きをブロックする
  3. フィチン酸がミネラルの吸収をジャマする
  4. ゴイトロゲン(甲状腺腫誘発物質)が甲状腺の働きをジャマする
  5. イソフラボンには脂肪をためこむ働きがあり、同時に甲状腺の機能も低下させる
  6. ヘマグルチニンが赤血球の働きを低下させ、酸素の取り込みをジャマする

などです。もちろん、他の野菜にも同じ成分が入っているものはあるんですが、豆類はずば抜けて含有量が多いのが難点。「加熱すれば問題ない!」って意見もありましょうが、イソフラボンは熱に強いことがわかってまして、ある実験(1)によれば、1日38mgのイソフラボンをとると、


  • 甲状腺機能の低下(うつ病、肌荒れ、記憶力の低下などの原因)
  • 体重の増加
  • 便秘
  • 慢性疲労

を引き起こす可能性が高まっちゃう。1日38mgというのは、木綿豆腐の半分や豆乳1パック(200ml)で軽くオーバーしちゃうし、納豆だと1パックでギリギリ超えないレベル。納豆を食べて味噌汁を飲んだ時点で健康リスクが上がるわけですね。


2・豆の残留農薬がなかなか心配
ご存じのように、日本に流通する大豆はアメリカやカナダからの輸入品が多いわけですが、その大半が遺伝子組み換え作物になっております。といっても、個人的に遺伝子組み換え作物に関しては、世間で騒ぐほどの危険性はないと考えていますが、どうかなーと思うのは農薬の問題


アメリカの大豆には、おもにBT剤って殺虫剤が使われてるんですが、こいつが着実に腸内にたまっていって、やがてリーキーガットを引き起こして体内に毒素を侵入させるって研究(2)があるんですよね。BT剤の使用が多いカナダで妊婦を調べたデータでは、93%の被験者の腸に毒素がたまってたそうで、なんとも怖い話です。まぁ、さすがに日本ではここまで高い数値は出ないと思うんですが。


3・豆製品の老化物質が心配
もう1つが豆製品の加工プロセスの問題。たとえば、サラダ油やマヨネーズに使われまくる大豆油ですが、こいつは超不安定な性質を持ってましてね、熱や酸素にふれただけでダメージを受けて、体に炎症を引き起こす原因になっちゃう(=老化が進む)。


大豆油じゃなくても、大豆タンパクを使った製品には、全体的にNHEの量が多いのも難点。これは、アルツハイマーにかかった方の脳に多く見られる物質で、老化を激しくスピードアップさせると言われております(3)


まとめ
そんなわけで、豆類のリスクについてまとめてみました。といっても、実際のところは豆を食べても問題のな狩猟採集民もいるので、上記の話はあくまで「厳格なパレオダイエット」の話であります。


枝豆や豆乳が食べたい!という場合は、できるだけ国産で農薬の少ないものを選び、ちゃんと水に浸して加熱調理をすれば、だいぶリスクは減らせるかと。個人的には、納豆なんかはメリットが大きいので普通に食べてもいいと思う。



credit: Khush N via FindCC
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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。