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金正恩暗殺コメディ「ザ・インタビュー」を見てみたぞ

The interview

いろんなゴタゴタがあった北朝鮮コメディ「ザ・インタビュー」ですが、ネット配信が始まったとのことで、ちょっと見てみました。


ストーリーはシンプルで、普段はセレブのゴシップばかりを扱うテレビマンが、「政治ネタで世間に認められたい!」と北朝鮮へのインタビューを敢行。そこへCIAが割り込んできて、金正恩の暗殺を依頼してくるというもの。




いかにも面白そうな話なんですが、いざ見てみると、これがイマイチ弾けないんですね。というのも、これだけ挑戦的な設定のくせに、北朝鮮をイジったギャグがほとんどないんですよ。

 

 

ご存じのように、現在の北朝鮮は世界に冠たる不思議国家。プロパガンダの奇妙さや独裁文化のヘンテコさなど、イジリのポイントは山ほどあるはずなのに、主役たちが北朝鮮に入ってからの1時間半は、セス・ローゲンが肛門に暗殺兵器を隠したり、ジェームズ・フランコが喜び組とイチャイチャしたりといった、しょうもない下ネタがダラーッと続くんですな。

 

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男性器に見立てた砲弾を喜び組に見せつけて大喜びの正恩氏


北朝鮮にまつわるネタで面白いのは、現地の女の子が「アメリカ人は自分の血とクソにまみれて死ね〜♪」と可愛らしく歌い上げるファーストカットと、金正恩に「肛門がないってホント?」とジェームズ・フランコが聞くシーンぐらい。うーん、もったいない。

 

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アメリカ人は自分の血とクソにまみれて死ね〜♪


もちろん、くだらない下ネタはセス・ローゲン監督のお家芸でして、ヤク中が暴れまわる「スモーキング・ハイ」や内輪受けに徹した「ディス・イズ・ジ・エンド」のように身の丈に合った設定ならハマるんですが、いかんせん北朝鮮を舞台にしちゃうと、せっかくの素材を活かせてない感が強すぎ。テリー伊藤をブレーンにして作り直して欲しいです。


当然ながら風刺もかなり軽めでして、後半に「独裁者を殺しても同じことがくり返されるだけだ!」と主人公たちが気づいて、言論の力だけで金正恩を追い落とそうとするあたりはナイス。ただし、その後で結局はアッサリと金正恩を殺しちゃったうえに、おかげで北朝鮮は民主的ないい国になりましたーって脳天気なシーンが続きまして、いかにもアメリカですなぁと思ったりしました。

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爆風で吹っ飛ぶ正恩氏


そんなわけで、いろいろ騒動のあった作品ですが、中身はいつものセス・ローゲン映画。WSJのレビューほどヒドいわけでもなく、飲み会で深夜2時ごろに話すようなダジャレや下ネタがお好きな方なら、普通に楽しめるのではないでしょうか。


ちなみに、本編でもっとも笑ったのは、エミネムが真顔でゲイをカミングアウトするシーンと、

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俺は男が好きだ


ジョセフ・ゴードン=レヴィットがオリの中で犬を抱いてる数秒ほどのカット。って、どっちも北朝鮮はまったく関係ありませんね(笑)



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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。