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パンにふくまれるグルテンが、肥満の元凶「レプチン抵抗性」をもたらすの……かも

Gluten

 

ここ数年、肥満研究の世界で「一番の原因なんじゃない?」と言われつつあるのが「レプチン抵抗性」であります。

  

 

おさらいしますと、レプチンは脂肪から分泌されて、脳に満腹感をつたえる作用を持ったホルモン。こいつが正常に働いていると、

 

  1. 太って脂肪が増える
  2. 脂肪からより多くのレプチンが出る
  3. すぐにお腹がいっぱいになる
  4. 総摂取カロリーが減る
  5. 痩せる!

 

といった仕組みで、自動的に体重が調整されるようになっております。その意味で、ヒトのセットポイントを左右する非常に大事なホルモンなわけですね。

 

 

が、不眠や運動不足のような不摂生が続くと、脳がレプチンに反応しなくなって食べても食べても腹が空くようになっちゃう。これが「レプチン抵抗性」が高くなった状態であります。

 

 

一般的に、肥満の人の大半はレプチン抵抗性が高いうえ、糖質制限ダイエットでおなじみの「インスリン抵抗性」と連動することもわかってまして、「糖尿病の原因ってインスリンよりレプチンなんじゃない?」と考える専門家も少なくなかったり。

 

 

で、近ごろ出てきたのが、「レプチン抵抗性の原因ってグルテンなんじゃない?」って論文(1)。ご存じのとおり、グルテンは小麦にふくまれるタンパク質の一種で、おもに消化器系によろしくないとのデータが多く、パレオダイエットではNG食品に指定されております。

 

 

この論文は生体外実験でして、人体内に似た環境にレプチンの受け皿を作ったうえで、そこにレプチンとグルテンを投入したんですね。すると、グルテンがレプチンの受け皿にベッタリと貼り付きまして、レプチンの働き50%もジャマしたんだとか。

 

 

もちろん、これは人体実験とはほど遠い話なんで、本当にヒトに対して悪さをするのかはまだまだわからないところ。ただ、穀類がレプチン抵抗性の大きな原因なんじゃない?って話は10年ぐらい前からありまして(2)、やっぱ摂取量を減らすにこしたことはないのかなーとも思う次第です。

 

 

credit: Raquel Vergara via FindCC


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。