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症状別:正しいプロバイオティクスの選び方を考えてみたぞ

Gut
当ブログでは以前からプロバイオティクスをおすすめしてますが、ひとくちに腸内細菌といっても無数の種類がありまして、菌の種類によっては効能が違ってきたりします。


正直、プロバイオティクスの研究はまだまだ未知な部分が多いんですけども、とりあえず現時点で言えることをまとめておきます。



謎の便秘や下痢に苦しんでいる、または過敏性腸症候群(IBS)の場合 
特に消化器官におかしなところがないのに、なぜか便秘や下痢がおさまらないケース。専門的には機能性消化管障害と呼ばれたりしますが、要は「よくわからないけどお通じがおかしい」状態を指しております。


過敏性腸症候群(IBS)も似たような症状で、レントゲンや内視鏡では何の異常も見つからないのに、謎の腹痛や下痢、便秘が延々と続くんですな。一説にはストレスが原因とも言われてますが、いまだ決定打は見つかっておりません。


この問題については2014年に出た系統的レビュー(1)が有名で、43件のRCTを調べたところ、

  • まだデータ不足だが、恐らくビフィズス菌を飲むのがベスト!
  • ただし他の菌と組み合わせるとさらによさげ!

 といった結論になっております。ビフィズス菌が効くのは間違いなさそうなんで、わたしが愛用する「Probiotic-3」や「ビオスリーHi錠」などを試してみてくださいませ。








抗生物質で腸が荒れてお腹を下している場合
抗生物質の害については何度か書いているとおりで、使い過ぎると腸内細菌がダメージを受け、さまざまな症状を引き起こす原因になるんですな。


これについては2012年の系統的レビュー(2)が有名で、

  • LGG(乳酸菌の一種)
  • サッカロミセス・ブラウディ
  • ビフィズス菌

 の3つがずば抜けている模様。具体的な商品としては、タカナシの「おなかへGG!」や「カルチュレル」、NOW社の「サッカロミセスブラウディ」などを使うのがよいかと思われます。


ダイエットに使う場合
腸内最近と太りやすさに関係があるのは有名ですが、プロバイオティクスがダイエットに効くかはまだ未知の世界。実際、2015年に出た系統的レビュー(3)でも368件の論文をチェックしたうえで、「まだデータ不足で結論は出せない!」って話になっております。


そのうえで現時点で言えるのは、

  • 食生活をちゃんと改善したうえでプロバイオティクスを使えば、ダイエットの効果がアップする可能性はある。つまり、ダイエットブースターとしては使えるかも

といったところ。まぁいずれも有名なプロバイオティクスですんで、よしんばダイエット効果がなかったとしても、お腹の調子が悪い人は使ってみてください。


メンタルの改善に使う場合
お腹を壊すとメンタルにも悪影響が出てきますが、こちらもまだ実験数が少ないので、プロバイオティクスで気分が良くなるかは断言しづらいところです。


ただし良い成績を出している研究はいくつかありまして、

  • 25名の参加者にL. helveticusとB. longnumをふくむプロバイオティクスを30日飲んでもらったところ、抑うつ状態が改善した(2011年,4)
  • 39名の参加者にカゼイ菌を2カ月飲んでもらったところ、慢性疲労が改善した(2009年,5)

みたいな感じ。まだまだ初歩の段階ですが、それなりに希望はあるのかな、と。


ちなみにL. helveticusとB. longnumをふくむプロバイオティクスといえば、ジャロウフォーミュラの「EPS」が有名どころ。これはわたしも試してみようかと思っております。


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました(http://amzn.to/2ogEBmC)。