難しい名前の人は信用されにくいんだそうな
https://yuchrszk.blogspot.com/2014/05/blog-post_10.html?m=0
「難しい名前の人が言うことは信用されない」って研究がおもしろかったのでメモ。
まず、研究者たちは、新聞やWebで世界中の地域から、読み方が簡単な名前の人(日本だったら山田とか)と難しい名前の人(佐村河内とか)を2組ずつチョイス。そのうえで被験者たちは、以下の質問をされたそうな。
- 名前の印象だけで、どちらの人のほうが嫌な性格に思うか?
- 名前の印象だけで、どちらの人のほうがツアーガイドとして信頼できそうか?
結果は、どちらも名前が簡単な人の圧勝。過去に行われた実験でも、簡単な名前の人のほうが好感度が高く、選挙でも勝ちやすい傾向があるとのデータが出たんだそうな。
研究者いわく、
新しい情報に出くわしたとき、その情報が簡単かどうかによって、ヒトはあらゆる面で大きく影響されます。
たとえば、ある研究によれば、複雑な名前の食品添加物よりも、簡単な名前の食品添加物のほうが、安全だと思われる傾向があります。
古代に作られた人間の脳が、なじみのある情報は信頼性が高く、処理しにくい情報は危険だと自動的に判断しているからです。
とのこと。なるほど。目新しいデータは脳の警戒心を引き起こすので、難しい名前の人は信頼されにくいんだ、と。鈴木という超平凡な苗字のわたしにとっては、ちょっと良いニュースでありました(笑)。
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