
うつ病にオメガ3は効くのか?36件のRCTをガチ分析したら見えてきた「本当に効く人の条件」
昨日に引き続き 、今日もまたオメガ3の話題をひとつ。今回は、「 うつ病にオメガ3って、効くの? 」という素朴な疑問に、36件のランダム化比較試験(RCT)をもとに考えたガチ論文を取り上げてみます。
昨日に引き続き 、今日もまたオメガ3の話題をひとつ。今回は、「 うつ病にオメガ3って、効くの? 」という素朴な疑問に、36件のランダム化比較試験(RCT)をもとに考えたガチ論文を取り上げてみます。
「 オメガ3は健康に良い! 」って話はおなじみのものでしょう。EPAやDHAといったオメガ3脂肪酸は、心臓や脳に良い影響を与えることが広く知られてまして、 このブログでも何度となく取り上げてきました 。オメガ3ってのは細胞膜や神経の材料になる上に、体内ではほとんど作れ...
ひとつのエントリにするほどでもないけど、なんとなく 興味深い論文を紹介するコーナー です。
「肉を食べるとガンになる!」という話は昔からあって、かつては世界保健機関から「肉は発がんリスクを上げるよ!」なんて宣言が出たことがありました。とくに赤身肉や加工肉については、国際がん研究機関(IARC)でも「発がんの可能性あり」に分類されていて、ちょっとドキッとさせられるわけ...
サッカーといえば、単純な持久力が必要なのはもちろん、爆発的なスプリント、細かい方向転換、キックやジャンプのための筋力、周囲を見渡す認知力と集中力など、「全方位型の能力」が求められるスポーツであります。
『 不確実性の達人(Masters of Uncertainty) 』って本を読みました。
「恋愛の相性ってあるの?」ってのは昔ながらのテーマですが、非常に難しい問題なので、科学の世界でもいまだに決定打はなかったりします。「性格の相性?」「共通の趣味?」「愛着スタイルの一致?」などなど、いろんな要因が提案されていますが、どれも「一部には当てはまるけど万能じゃないなぁ...
どの世界にも“カルト的なリーダー”って存在がいるものでございます。失言をものともせず過激な発言を連発する政治家とか、陰謀論を煽りまくるインフルエンサーとか、そんな存在ですな。
「パーソナリティ障害」と聞いて、皆さまどんなイメージが浮かぶでしょうか? おそらく多くの人は「境界性パーソナリティ障害」や「反社会性パーソナリティ障害」みたいに、“感情が激しいタイプ”が頭に浮かぶんじゃないかと。このような特性を持つ人は、メディアや映画にもたびたび登場しまして...
ひとつのエントリにするほどでもないけど、なんとなく 興味深い論文を紹介するコーナー です。
「疲労はすべての人間を臆病者にする」ってのはジョージ・S・パットン将軍の名言ですが、心身が疲れてると何もする気が起きないのは間違いないところ。戦場に限った話ではなく、どんな分野でも疲労に勝たねばならない場面ってのはありまして、そんなときに真に問われるのは「ストレスの中でどこま...
「人工甘味料はむしろ太る!」みたいな話は、いまもよく耳にするところです。実際には、「人工甘味料は普通に痩せる」ってデータの方が多いので、個人的にはあんま信じてない考え方なんですが、今もネット上では以下のような主張を見かけるかと思います。 「人工甘味料は脳を騙して食欲を暴走...
「最近、人の名前が覚えられない……」 「本を読んでも内容が頭に残らない……」 みたいな悩みは定番で、私も50代を目前にして、いよいよ人名などが覚えられなくなっております。
以前からお伝えしていた快眠まくら「 OptiMakura(オプティマクラ) 」の予約受付が、いよいよ終了間近となりました。 OptiMakura パレオメソッドで カスタム・コンフォート。 OptiMakura-オプティマクラ-で あなたの眠りを最適化へと導き...
「内向的な人って評価されにくいよなぁ……」みたいな感覚を持つ人は多いでしょう。内向人間はどうしても自己主張をしないので、どうしても外にガンガンに出ていく外向タイプのほうが得をしやすいのは事実でしょう。
なんだかわからないが関係性が上手くいくような相手を「 ケミストリーがある 」などと申します。顔がタイプとか、趣味が合うとか、そういう明確な理由があるわけじゃないのに、なんだか話していると心が落ち着くし、会話が自然に進むし——みたいな感覚ですな。
ナイキ「 ヴェイパーフライ4% 」がランニング界に革命を起こしたのが2017年のこと。「走行効率を4%改善するぞ!」って売り文句で登場したシューズで、実際に実験( R )でも効果が裏づけられまして、マラソン界に記録ラッシュを巻き起こした凄いヤツなんですな。
全力ダッシュや辛い筋トレのあとで脚がパンパンに張って「うわ!乳酸たまった!」みたいに思ったことがある人は多いでしょう。「乳酸」といえば運動後の筋肉の痛みや重だるさの元凶とされてまして、「疲労物質」みたいなイメージが強かったんですよね。
わたくし、ここ数年「最高の体調プログラム」というオンラインプログラムをやっております。 最高の体調プログラム 書籍のメソッドを実践・定着させるために著者鈴木祐氏監修の元、オンラインプログラム化! 「本やブログを読んでやるべきことはわかっているのに、なぜか続かない……」...
「年を取ると筋肉が落ちる」ってのは常識で、 私も40代に突入してからというもの、ちょっと筋トレをサボると筋肉量が減る実感がありまして、加齢の影響はバカにならないなあ……とか感じております。
育毛に役立つものは ミノキシジル と フィナステリド の2つしかないというのが現在の定説なわけですが、近年も いろいろと研究が進んではいる わけです。 そんななか、新たに出てきたのが「 カフェインを頭皮に塗ると髪が生えるかも? 」という研究( R )で、「ちょっとだけ見込みが...
月イチペースでやっております、「 今月おもしろかった本 」の2025年4月版です。相変わらず書籍作成で死んでまして今月は12冊ぐらいしか読めませんでしたが、そのなかから特に良かったものをピックアップしておきます。 ちなみに、ここで取り上げた以外の本や映画については...
「 社会で印象管理はどこまで役立つのか? 」って問題を調べたメタ分析( R )が面白かったので、メモしておきましょう。
「 コーヒーは朝だけ飲むと寿命が延びるかも!でも一日中飲み続けると、その効果はなくなるかも! 」と思わせるデータ( R )が出ておりました。飲むタイミングによってコーヒーのメリットが変わるかも?って話ですな。
「 ビタミンDのサプリを飲めば飲むほど、うつ症状が良くなるかもよー 」というメタ分析( R )が出ておりました。ビタミンDがメンタルを健やかに保つのに欠かせないって話は前からありましたが、 がっつりメタ分析で効果をチェックしている どれぐらい飲めばよいのかも算出している ...
ひとつのエントリにするほどでもないけど、なんとなく 興味深い論文を紹介するコーナー です。
ここ数年、運動系サプリの中でちょっと話題になってるのが「ベータアラニン」であります。このブログでも、「 筋肉の疲労対策とパフォーマンスの改善に良さそう! 」って感じで紹介してまして、すでに愛用している人も多いかもしれません。
炎症が老化を促進する!みたいな話は何度も書いていて、「 最高の体調 」でも大きなテーマのひとつにしております。「慢性的な低レベル炎症」ってのは、ゆっくり確実に体をむしばんでいき、心疾患やガン、慢性痛、早期死亡などの原因になっちゃうんですよ。 近年はこの現象に名前もつけられ...
ってことで昨日は、いま「痩せる薬」として注目を集めている リベルサスのメタ分析 を見てみました。SNSを中心に「マジで10kg落ちた」「何年も落ちなかった体重がスルスル減った」といった報告があふれている、あの薬ですな。実際、前回のメタ分析でも、平均して7kg前後の体重減少が見...
ここ数年、ダイエット業界で“革命”と呼ばれているのが、「GLP-1受容体作動薬(GLP-1 RAs)」、とくに リベルサス(セマグルチド) であります。 もともとは糖尿病の治療薬として開発された薬なんですけども、同時に体重が10kg以上落ちるケースも報告されてまして、...
友人が「今度映画に行くんだよ」とか「週末に友だちとカフェ行こうかと」と言ってるのを聞いて、「あ、それいいな…」と思ったが口に出せなかった――。そんな経験がある人は少なくないはず。私も同じタイプで「急に言ったら迷惑かな?」「誘われてないってことは、あまり来てほしくないのかも」と...
「 自然はメンタルにいい! 」って話は さんざん書いてまして 、個人的にも効果的なストレス対策のトップランカーだろうと思うわけです。
「 “みんな自己中だし、世の中最悪”って思ってる人への処方箋をスタンフォードの先生が教えてくれる本を読んだ話#1 」の続きです。前回は「現代はシニシズムが蔓延して、他人を信じられない人が増えてるよねー」って話を起点に、 シニシズムが大きい人は、メンタルを病むから大変だし、...
「 シニカルな人たちへの希望(Hope for Cynics) 」って本を読みました。著者のジャミール・ザキ先生はスタンフォード大学の心理学者で、人間の脳における共感と親切心について研究してる博士。日本だと「 スタンフォード大学の共感の授業 」で有名な先生っすね。
「イライラして頭が回らない!」「不安でなにも手につかない!」みたいな経験は誰にでもありましょう。私自身も、締め切り前はプレッシャーで「うおー!」となったりします。 そこで大事になってくるのが「感情調整」のスキルで、これは「ネガティブな気分に巻き込まれず、うまく付き合っていく技...
ここ数年、よく見るようになったのが「ガスライティング」って言葉です。1944年の映画『ガス燈(Gaslight)』に由来しております。この映画では、夫が妻に「お前は記憶違いをしてるぞ!」みたいなことを言いまくって、相手が「本当に私がおかしいのかも……」と思うように仕向けていくんで...
「 ストレスの中から“ポジティブな感情”を見つけ出そうぜ! 」って研究( R )が面白かったんで、メモっておきましょう。
2度の完売でご迷惑をおかけしていた伝説の枕「 OptiMakura-オプティマクラ- 」が、本日ようやく再販できるようになりました。たくさんの方から「再販しないんですか?」とお声をいただいてたんですが、前回の完売からメーカーさんと交渉を続け、なんとか特殊なウレタンを集めても...