1日1個の卵で脳の血管破裂のリスクが12％も減るぞ

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ここ数年で、もっとも立場が良くなった食材といえば「卵」でしょう。かつては「心臓病の原因に！」とか言われたもんですが、最近は「コレステロールが高い食事は無害！」って考え方が普通になりまして、さらに近年では、

みたいな話がガンガン出てきて、ちょっとしたスーパーフードのような扱いになってたり。時代は変わるもんですねぇ。

といったところで、今度は「卵で脳卒中が減る！」ってメタ分析(1)が出まして、さらにいい感じになっております。

これは1982〜2015年の間に出た卵の研究データをまとめたもので、サンプル数はおよそ30万。研究の地域もアメリカや日本、スペインと幅広く、かなーり信頼性が高い感じ。

で、その結論を簡単にまとめると、

というもの。ご存じのとおり脳卒中は日本人の死因の第3位ですから、これはありがたい数字ですな。

もちろん、この研究だと「なんで卵がそこまで体にいいのか？」って理由はわからないんですが、研究者は以下のような推測をしております。

卵には多くの栄養価がある。たとえば卵の抗酸化物質は、体の酸化ストレスや炎症を抑える働きがある。

同時に、卵は素晴らしいタンパク源のひとつだ。タンパク質には血圧を下げる効果もある。

とのこと。卵の黄身にふくまれるルテインやゼアスタキサンチンといった抗酸化物質が、脳卒中の予防に役立ってくれてるみたい。やっぱ卵はアンチエイジングフードですな。

そんなわけで、やっぱり最低でも1日1個の卵は食べておきたいところ。また、卵を生野菜と一緒に食べると抗酸化物質の吸収率が上がるそうなんで(2)、合わせてお試しください。

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