やる気と創造性をガッツリ高める「インスピレーション向上法」7つの戦略
https://yuchrszk.blogspot.com/2017/10/7.html?m=0
いかに自分と他人にインスピレーションを与えるか
「インスピレーションコード」って本を読みました。サブタイトルは「最高のリーダーはいかに他人を元気づけるか?」みたいな感じで、おもに会社の上の人間が部下のモチベーションを高める方法について書いた一冊。
著者はジョージタウン大学の先生で、同時に企業コンサルなんかもやってる人。アダム・グラント博士がやたら褒めてた本でして、確かにデータにもとづいて「インスピレーションをわかせるにはどうすればいいの?」ってあたりを手際よくまとめてくれておりました。
インスピレーションを上げる7つのポイント
では、以下ざっくりした要点のまとめです。
- とりあえず会話が一番大事:ヒトは社会的な動物なので、とにかく他人との会話からインスピレーションがわくことが多い。多くの人は「認識され、話を聞いてもらい、理解される」ことを死ぬほど望んでいる。
- プレッシャーはインスピレーションの敵:仕事やプライベートでいつもプレッシャーを感じていると、脳は「逃走/闘争反応」を起こし、思考の幅は狭くなるは、創造性は下がるは、他人とコミュニーケーションを取りたくなくなるはで良いことゼロ。
- 「学習的独善主義」に注意せよ:多くの人は、専門的な知識や経験んを得るほど行動がタコツボ化し、新たなアイデアを生まなくなっていく。この現象を、ロヨラ大学は「学習的独善主義」と呼んでおり、実際にエキスパートほど「俺はなんでも知ってる!」と思いがちで、イノベーションを生む確率が下がることがわかっている。
- つねに真実味を出す:他人にインスピレーションを与えたい場合は、とにかく話し手の「真実性」が大事。要するに「心の底から話てるなー、ウソをついてないなー」という印象のことで、「真実性」を出すには、第一に自分のコアバリューをちゃんと理解しておくのが大事。
- 「目標感」を出す:他人にインスピレーションをあたえるリーダーは、相手に「目的意識」を芽生えさせるのが上手。
- インスピレーション待ってると死ぬ:自分が何のインスピレーションも感じられないときに、何も変えずにただ待つのは最悪の打ち手。認知行動療法の世界でも、行動を変えたほうが思考や感情は変わりやすいことがわかっている。
- 視点を変えるのに最強の手は「新たな友人」:ヒトは他人の影響を受けやすい生き物なので、新しいインスピレーションを得たいならば新たな友人を見つけるのがベスト。自分にない要素を持つ人をリストアップし、会いに行ってみるのが吉。
ってことで、「インスピレーションコード」のポイントまとめでした。すごーくざっくり言えば、「新しいことをせよ!新しい人に会って話せ!」って感じでしょうか。現代ではちゃんと会話に集中するだけでもアドバンテージになるってのは大事なポイントなので、心がけておきたいところです。