スマホで幸せになるための「適切な利用時間」は平日に2時間まで?
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デジタルで幸せに?
「スマホと肥満に関連が!」 とか「スマホで集中力が激減!」とか、とかくデジタルデバイスの評判が悪い昨今でございます。
が、これまでの研究は、あくまで「めちゃくちゃスマホやゲームをしまくってる人」を対象にしてるんで、「一般的な使い方だと悪影響があるの?」っのはいまいちわかりづらいんですよね。
そんな状況下、「デジタルデバイスで幸福度を高める適量がわかったぞ!」って調査(1)が出まして、いろいろと参考になりました。
デジタルは「適量」さえ守れば幸福度が上がる
これはオックスフォード大学の調査で、15才前後の男女120,115人を対象にしたもの。全員のウェルビーイング度をチェックしたうえで、どれぐらいデジタル機器を使っているかを調べたらしい。具体的には、
- テレビの視聴時間
- テレビゲーム
- スマホの利用時間
- SNSの利用時間
といったところ。そこでどんな結果が出たかと言いますと、
- デジタル機器は必ずしも有害ではない!
- どころか、「適量」さえ守れば幸福度は上がる!
って感じだったんですな。もちろん使いすぎは良くないものの、ちゃんと用量を守れば逆にメリットが大きいんだ、と。処方薬と同じっすね。
デジタルデバイスの適量とは?
では、デジタルの「適量」がどれぐらいかと言うと、
- ゲーム:平日に1時間40分
- スマホ:平日に1時間57分
- テレビ・映画:平日に3時間41分
- PC(ネット、SNSをふくむ):平日に4時間17分
みたいな感じらしい。このレベルを超えると幸福レベルが下がり始めるらしい。これぐらいの使用量なら、1日で超えちゃう人も多そうですが。
もちろん、これは「スマホを使うと幸せに!」って話じゃなくて、幸福レベルが高い人は、自然とスマホの利用時間が2時間弱ぐらいに落ち着くってことなんでしょうな。自分のデジタル利用の指標に使うのがよさそうですねー。