人生の成功に欠かせない?「認知欲求」を判断するための18問
人間の性格にはいろんな特性がありますが、なかでも知性と密接な関係があるのが「開放性」であります。超簡単にいえば、好奇心が強い人ほど頭がいいってことですな。
事実、近年は「CQ(好奇心指数)」ってアイデアも提唱されていて、ますます好奇心の大事さが注目されている感じ。なにせ、好奇心が強い人は知識をガンガンに取り入れていきますし、安易に結論に飛びつかずに試行錯誤をくり返す性質があるんで、いろいろと成功しやすいんですよ。ちなみに、外国語がうまい人も好奇心が高い傾向があったりしますしね。
ってことで、自分の好奇心レベルを知っとくといい感じですが、近ごろは、そこらへんを調べるためのテスト(1)も開発されてますんで、ご紹介しておきます。
これは心理学でいう「認知欲求」を調べる設問で、その定義は以下のとおり。
関連した状況を有意味にまとめて構造化しようとする欲求。またこれまでに経験してきた世界を理解し合理的に解釈しようとする欲求。
好奇心といってもいろんな種類がありますけど、ここではもっとも重要な「知的なものごとへの好奇心」を調べるものになっております。
具体的には、以下の質問に「はい」か「いいえ」で答えていただければOK。
- 単純な課題より複雑な課題に取り組むほうが好きだ
- 多くのことを考えなければいけない状況に責任をもって対処するのが好きだ
- 考えることが楽しいとは思わない
- 思考力が試される仕事より、あまり考えずにすむ仕事をしたい
- 深く考えることが求められそうな状況を事前に見きわめ、避けるようにしている
- 何時間も真剣につきつめて考えることに満足を覚える
- 必要以上に真剣に考えることはない
- 長期的な計画より、日々の細かい計画について考えるほうが好きだ
- 一度覚えてしまえばあまり考えずにできる仕事が好きだ
- 思考力を武器に自分の道を切り開くことに魅力を感じる
- 新たな解決策をひねりださなくてはいけない仕事を心から楽しく思う
- 新しい考え方を学ぶことはそれほど大きな喜びではない
- 解けない難題がたくさんつまった人生を望んでいる
- 物事を抽象化して考えることが多い
- あまり考えずにできるが重要な仕事より、知的能力が求められ、難解かつ重要な仕事のほうが好きだ
- 高度な思考力が求められる仕事を成し遂げたとき、満足感よりもほっとする気持ちのほうが強い
- どんな方法であれ仕事が完了すれば十分であり、その方法がなぜうまくいったかには興味がない
- 自分には直接影響のない問題でも、じっくりと考えずにはいられない性分だ
回答が終わったら、質問1、2、6、10、11、13、14、15、18の答えをチェック。この質問に「はい」と答えた数が多く、それ以外は「いいえ」と答えていれば、あなたの認知欲求は高めであります。
採点の基準は特にないんですけど、普通に「認知欲求」が高ければ、質問1、2、6、10、11、13、14、15、18はすべて「はい」になるのではないかと。おそらく、このブログを読んでいるような方は「認知欲求」が高めに出るだろうと思われます(笑)
こうなると、「認知欲求を高めるにはどうすればいいの?」って疑問がわくかもですが、この問題については別項を設けていこうかと思いまーす。