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すぐに動揺しちゃうHSPな人たちの脳のメリットはこれだ!みたいなカリフォルニア大学研究の話

 

 

HSP系の本が流行ってますな。HSPはいわゆる敏感な脳の持ち主で、感覚処理過敏症(SPS)などとも言われております。脳が敏感なせいで、ちょっとした会話や雑音にもストレスを感じやすいんですよね。なので、情報が多かったりストレスが多い社会では、かなり生きるのが辛め。

 

 

で、カリフォルニア大学の研究(R)もまたHSPにかかわる話で、「HSPが敏感だとは言うけれど通常時の脳はどう違うの?」みたいなところを調べてくれておりました。HSPの脳が刺激に敏感なのは間違いないものの、果たして安静にしてる時の脳にも違いがあるのか?みたいなことっすね。

 

 

そこで研究チームは、参加者のHSPレベルを調べたうえで、みんなに「共感課題」を指示してます。これは、怒りの表情とか悲しみの表情とかいろんなパターンの顔写真を見せたうえで、みんなに「どう感じましたか?」と質問。その際の脳をfMRIで調べたんだそうな。

 

 

すると、HSPのレベルが高かった人にどんな傾向が見られたかと言いますと、

 

  • 顔写真を見たあとの脳は、休憩しながらも深い情報処理をしていた

 

  • なかでもHSPレベルが高い人は、記憶の取り出しに関係する脳回路の接続性が高まっていた

 

  • 一方で、ストレスの処理に欠かせない島皮質と海馬のつながりは弱かった(つまり、ストレスに弱い脳になっている)

 

みたいになります。要するに、HSPの人はストレスに弱いものの、それはより深い情報処理を行なっていることによる副作用みたいなもんなのではないか、と。

 

 

というわけで、このデータをもとに、チームは以下のような見解を述べております。

 

感覚処理過敏の人は、より注意深くて慎重な行動を取る。このような行動は、ミドリムシから人間まで、どんな生命体にも見られるものだろう。 感覚処理過敏の特性を持つ人は、新しい状況のなかでは、じっとしたまま次に何が起こるかを見る傾向がある。

 

つまり、HSPのレベルが高い人は良くも悪くも反応が良いということになる。つまり、HSPのレベルが高い人は、不快な状況ではより動揺するが、一方では創造性が高く、人との絆が深く、美に対する評価が高いことが多い。

 

HSPの人が動揺しやすいのは、創造性や美的センス、共感能力の高さなどの裏返しなんだってことっすね。これはメリットとデメリットがコインの両面って話なんで、対策が難しいところなんですけど、とりあえずHSPの方は、

 

  • 自分が動揺しているときは脳が深い情報処理をしている証拠なのだ!

 

と考えてみると、むだにストレスをこじらせなくて済むかもしれないっすね。

 

 

ちなみに、自分が敏感人間かどうかを知りたい方は、以下のポイントに当てはまるかどうかを考えてみると良いでしょう。こうしてみると、やっぱ自分もHSPなのかなーとかも思うわけですけど、一方では暴力的な映画が大好きだったりもするので、そこらへんは謎。

 

  1. 外部からの強い刺激に圧倒されやすい
  2. 環境の微妙な違いに気づきやすい
  3. 他の人の気分が自分に影響する
  4. 痛みにとても敏感な傾向がある
  5. 忙しい日々が続くと、プライバシーが保たれて刺激から解放される場所に引きこもりたいと思う。
  6. カフェインの影響に敏感だ。
  7. 明るい光、強い匂い、目の粗い布地などの感覚に圧倒されやすい。
  8. 内面では複雑で豊かなことを考えている。
  9. 大きな音を聞くと落ち着かない。
  10. 芸術や音楽に深い感動を覚える。
  11. 神経が高ぶって一人で行動したくなることがある。
  12. 良心的な性格だと思う。
  13. すぐにびっくりしてしまう。
  14. 短時間でたくさんのことをしなければならないとパニックになる。
  15. 物理的な環境が不快だと、より快適にするためにすぐ変更する(照明の明るさや服の感覚など)。
  16. 一度にたくさんのことをさせようとする人に腹が立つ。
  17. ミスや忘れ物をしないように努力している。
  18. 暴力的な映画やテレビ番組を避けるようにしている。
  19. まわりでいろいろなことが起こっていると不快になる。
  20. 空腹になると集中力や気分が乱れる。
  21. 生活に変化があると動揺する。
  22. 繊細な香り、味、音、芸術作品などを楽しむことができる。
  23. 一度にたくさんのことをするのが苦手だ。
  24. 動揺したり圧倒されたりするような状況を避けるために、生活を整えることを最優先する。
  25. 大きな音や混沌とした風景など、強烈な刺激があると気になってしまう。
  26. 他人の目がある状況や他人と競争しなければならないと緊張で震えて本来の能力を発揮できない。
  27. 子供のころは両親や先生から繊細で恥ずかしがり屋だと思われていた。

 


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