スタンディングデスクで子どもの勉強効率が12%もアップするそうな
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/04/12.html?m=0
わたしのようなスタンディングデスク(立ち机)ユーザーには気になる研究(1)が出ておりました。なんでも、子どもたちにスタンディングデスクで授業を受けさせたところ、ガッツリと集中力が上がることが確認されたらしい。
これはテキサス A&M ヘルス・サイエンス・センターの実験で、7〜10歳の小学生282人を対象にしたもの。全体を半分にわけまして、
- イスに座って授業を行う
- スタンディングデスクで授業を行う
の2パターンで勉強を進めさせたんですね。具体的な授業風景はこんな感じ。
Credit: Texas A&M Health Science Center
すると、立ったまま授業を行った子どもは、
- 作業の達成度が12%アップ!
- 教師の質問に手をあげる回数がアップ!
- グループディスカッションへ積極的に参加!
- ムダ話が減少!
といった傾向が見られたとか。ちなみに12%の達成度アップは、注意力のスパンが1時間あたり7分ほど伸びた計算になるらしい。以前に、わたしも個人的にスタンディングデスクの効果を測定してみたことがありましたが、ちゃんとした実験で集中力のアップが確認されたのはうれしい話です。
研究者いわく、
スタンディングデスクには、生徒たちの問題行動を減らし、注意力や学習へのやる気を増やす効果があった。これは、いままでと違う手法で勉強を行ったことで、座ったままで授業を行う際の単調さがなくなったからだろう。
過去の多くの研究により、「やる気」こそが生徒たちの成績を上げるもっとも大事な要素だと判明している。つまり、わたしたちは座るより立ったほうが頭が働くのだ。
とのこと。また、同実験を行った研究者によれば、スタンディングデスクには15%も余分にカロリーを消費する効果もあるそうで、これまたうれしい話であります。
ほかにも、スタンディングデスクは老化を食い止めるかも?なんて話もありまして、最近はいよいよ面白いデータが出てきた感じ。うーん、高いスタンディングデスクが欲しいなぁ。
credit: Kiran Jonnalagadda