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生産性を上げるためのコツは「嫌な性格」になること(笑)


Science Dailyで知った話ですが、嫌な奴ほど生産性が高いって研究があるらしい(1)。

 


ここでいう「嫌な奴」は原文ではHatersになってまして、いつも不機嫌で、人の欠点ばかりを探し、妬みや憎しみの感情が大きい人たちのことを指すらしい。身の回りにも必ず1人はいそうなキャラですけども、この手の人たちは、性格がいい人よりもスキルや知識の獲得に時間を割くので、結果的に生産性が高くなるケースが多いんだそうな。


研究者いわく、

 

性格の良い人たちは、人生に対して「何でもやってやろう」という態度を取る。そのため、さまざまな活動に手を出すが、それぞれに割く時間は少なくなる。結果として、彼らは器用貧乏になりがちだ。

 

一方で、嫌な人たちは、本当に好きなものに対してだけ、多くの時間を費やす傾向がある。その結果、いい人たちにくらべて高いスキルを得ることができる。

 

集中力の面でも、同じような傾向がある。例えば、いい人たちは興味の幅が広いせいで気がそれやすく、作業の集中力を保つのに苦労しがちだ。一方で、嫌な人たちは興味の対象が少ないので、作業から気をそらすことが少ない


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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