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AGEsを体の外に排出する方法はあるのか?問題

Ages

 

 AGEsに関するご質問をいただきました。

 

たびたび取り上げていただいている糖化についてなのですが、某T誌では、体内に発生した糖化物質は排出できない、との記事がありました。 摂取した食事が糖化するのを抑えるサプリは記事でもご紹介いただいていますが、できてしまった糖化物質を排出する方法をぜひブログでご紹介いただけないでしょうか。

 

とのこと。確かに気になるとこですねー。

 



AEGsを排出させるのは超難しい

AGEsってのは「終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)」の略で、タンパク質と糖が熱でくっついた物質。かなり毒性が強いことがわかってまして、こいつが体に溜まるといろんな悪さをするんですな。さらにくわしくは、「お肉にふくまれる老化成分「AGEs」には、どこまでビビればいいのか? 」などをどーぞ。

 

 

で、「AGEsを排出する方法はないの?」って件ですが、いまのところは望み薄じゃないでしょうか。もっとも、AGEsは必ずしも排出されないわけじゃなくて、体内で分解されてAGEsペプチドとかになれば、腎臓を通ってオシッコで出ることがわかってたりはします(1)。

 

 

なんだけど、この分解がなかなか起きにくいもんで、なかなか外に出てくれないんですよね。なので、食事から摂ったAGEsの1割ぐらいは体に残って酸化ストレスなんかを発生し続けちゃうことになります。嫌になっちゃいますね。

 

 

AEGsは抑えるか影響を減らすか

ってことで、いまのところ我々ができることといえば、

 

  1. 糖化を抑える
  2. AGEsの影響を減らす

 

のどっちかしかないんじゃないでしょうか。30代前半までAGEsだらけの食事ばっかしてた私には、かなり辛い結論なんですが、どうにもならんとこです。

 

 

では、AGEsの悪影響を減らすにはどうすればいいの?って話ですが、いまのとこ有力なのは抗酸化物質ですね。AGEsってのは主に酸化ストレスで体内の細胞にダメージを与えていくんで、当然ながら、抗酸化物質が効く可能性は高いわけです。

 

 

AEGs対策に効果がありそうなもの

具体的な候補を申し上げますと、

 

  • ベンフォチアミン:ビタミンB1の誘導体。糖尿病で腎臓を痛めた患者さんに大量のベンフォチアミンを投与したところ、AGEsの量が低下する現象が確認されている(1)
  • ビタミンC:健康な成人にビタミンCを投与したところ、明確に血中の糖化が減った(2)
  • αリポ酸:これはまだ理論的な段階なものの、糖化の経路に介入できるんじゃないかなーぐらいのレベル(3)
  • カルノシン:お肉などにふくまれる成分。こちらも理論的に糖化の生成を防ぐ可能性が示唆されている(4)
  • タウリン:まだ動物実験の段階ながら、タウリンを飲ませたラットはAGEsのダメージが減った(5)
  • アスピリン:ご存じ鎮痛薬。生体外実験レベルでは、コラーゲン内のAGEs生成が減る現象が確認されている(6)。アスピリンは他にも「怒りがおさまる」ってデータもあって、なかなかおもしろいです。
  • メトホルミン:ご存じ糖尿病治療薬。こちらもまだ生体外実験レベル(6)ながら、いちおうAGEsの生成が減った。一部では「若返りの秘薬」とも呼ばれていて、なかなかおもしろいもんです。

 

 ってところです。おそらく、抗酸化能力を持つものならそれなりの効果がありそうなんで、緑茶とかコーヒーなんかも普通に効きそうな気もしますが詳細は不明。つまり、いまんとこ抗AGEs系のサプリについては何にもわかってないってこってすな。

 

 

そんなわけで、基本的には当ブログでいろいろ書いている「抗酸化テクニック」を地道に実践するのが、なんだかんだでAGEs対策には一番よろしいのではないかと思う次第。私の体内にも、若い頃の不摂生によるAGEsが溜まってるはずなんで、精進していきたいと思っております。

 


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