仕事の集中力を上げるために「コールドターキー」ってアプリを導入した話
こないだ、メインマシンをM1チップのMac miniに変えたんですよ。世評どおりサクサク動く良機で、移行もスムーズに進んだんですが、ただひとつ問題になったのが……
- 「Self Control」が使えない!
ってとこです。「Self Control」は指定したサイトへのアクセスをブロックするアプリで、普段は必ずこいつを使って作業してたんですよ。
というのも私はかなり気が散りやすい人間なので、原稿が少しでも行き詰まると、ついついAmazonを見て本を爆買いしたり、海外のクラウドファンディングで面白いガジェットが出てないかを探しちゃったりしがちなんですよ。といっても「ヤバい集中力」にも書いたとおり、この問題に意志の力で立ち向かうのは無駄なんで、環境を変えるしかないんすよねー。
そこでいろいろ代理アプリを探してたんですが、
- わりと簡単にブロックが解けちゃうものが多い(簡単にブロックを外せると、サイトを遮断する意味がなくなう)
- 挙動が怪しいものが多い(特定のドメインを登録しても、なぜかアクセスできてしまうケースが多い
みたいな問題を抱えたものが多くて、なかなか難しかったんですよね。
というわけで、最終的に行き着いたのが「コールドターキー」であります。
「コールドターキー」の使い方は非常にシンプルで、まずは左の「Blocks」タブを選んで「Distraction」を選択。
すると、ブロックしたいサイトの登録画面が出てきますんで、ここにURLを入力して追加すれば設定終了。ついチェックしちゃうSNSなどを端から登録するわけですな。
「Unlocked」を押すと、どんなタイミングでサイトをブロックするかが設定可能。私の場合は、普段は「何時から何時までブロック」ってタイプの設定をしております。
その他、「マシンをリスタートしない限り再びアクセスできるようにならない」って設定ができたり……
「25分アクセスを遮断したら5分アクセス可」みたいな設定も可能だったりします。個人的には使わない機能ですけど、ポモドーロテクニックを使ってるような人にはいいかもしれないっすな。
その後、設定したサイトにアクセスすると、ただ真っ黒な画面が表示されます。いまんとこ登録したサイトは確実にブロックできてて、非常に良いですねー。
ちなみに、「どうしても遮断サイトを見たいときは、490円を環境保護団体に寄付すればブロックを解いてあげるよー」なんて機能もあったりします。しゃれてますなぁ。
というわけで、セルフコントロールの代替アプリとして、コールドターキーにはとても満足しております。お値段は3900円なんですけど、無料でも普通に使えますんで「ついSNSを見てしまう!」といった問題にお悩みの方には激しくおすすめです。