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ネットで気が散るのを防ぐために「Self Control」を導入してみた


指定したサイトへのアクセスをブロックしてくれる「Self Control」ってMac用アプリがありまして。これがなかなか良い感じ。




使い方は超カンタンで、アプリを起動したら「ブラックリストの編集」をクリック。


ブラックリストの指定画面が現れるので、作業中にブロックしたいサイトを登録していけばOK。あとはサイトをブロックしたい時間を指定して「開始」を押すだけ。


ブロック時間を表示するウインドウが現れました。このアプリが凄いのは、いったんブロックを開始したら、指定時間が過ぎるまでは絶対にキャンセルできないとこ。キャンセルボタンがないのはもちろん、アプリを強制終了しようが、Macを再起動しようがムダ。システムレベルで設定を変更しているんですね。


ブロック状態でサイトにつなごうとすると、こんな画面が表示されます。


これ、本来はムダなサイトチェックを防いで、作業に集中するためのアプリなんですけど、実際に使ってみると「自分はどんな時に先延ばしをしたくなるのか?」を把握するのに超役立ちますね。


わたしの場合は、少しでも作業が先に進まないと、反射的にAmazonの「おすすめ商品」をチェックしたくなることがわかりました(笑)。どうやら、軽度のストレスを無意識にまぎらわそうとしてたみたい。「スタンフォードの自分を変える教室」にも、気づかないうちにFacebookで小さなストレス解消をくり返していたSNS依存の女性が出てきますが、あの事例に近いですね。


 自分のなかでは、たんに見知らぬ良書をチェックしたいだけだと思ってたので、ちょっと意外な感じでありました。こういったストレス反応の積み重ねで、作業効率が下がってたんだなーとか、あらためて痛感した次第です。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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