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「タバコを吸うと時給が500円さがる」スタンフォード調査

Tobacco

 

タバコが体に悪いのは常識ですが、「実は年収も下げる!」ってデータが出ておりました(1)。なんでも、タバコを吸うほど職につけず、年収も低くなりがちだというんですな。

 

 



愛煙家は職につきにくい

これはスタンフォード大の研究で、無職の人を対象にした調査であります。参加者の数は251人で、そのうち131人が愛煙家、残りの120人はノンスモーカーだったそうな。

 

 

調査の期間は1年で、そのあいだに参加者たちの環境がどうなったかを調べたところ、

 

  • 新しい仕事をみつけた愛煙家は27%
  • ノンスモーカーは56%が新しい仕事についていた

 

みたいな差が出たみたい。ざっくり2倍の違いが出てますね。

 

 

さらに、職をみつけた参加者のなかでも違いが出てまして、

 

  • 愛煙家の収入は1時間あたり1,500円ぐらい
  • ノンスモーカーの収入は1時間あたり2,000円ぐらい

 

だったそうな。時給にして約500円の差!これはデカいですなぁ。

 

 

つまり、タバコを吸うと職にありつけないうえに、稼ぎも減ってしまいがちなんだ、と。まことに恐ろしい話あります。 

 

 

タバコは年収にも悪影響が大

研究者いわく、

 

タバコが健康に悪いのは、ここ数十年の研究で常識になっている。しかし、今回の研究は、さらにタバコが収入にも害をおよぼす可能性を示唆している。

 

とのこと。こういった現象が起きる理由はよくわからんのですが、

 

  • タバコを吸うと体調が崩れて仕事に悪影響が出るから?
  • タバコを吸う人には低学歴の人が多い傾向があるから?

 

といった理由が推測されております。個人的には、職がないストレスでヘビースモーカーになっちゃうケースもありそうに思いますが。

 

 

 

まぁ近年のアメリカの労働市場は、特に愛煙家に対して厳しくなってるんで、この結果がどこまで日本に当てはまるかは謎。しかし、健康を崩せば年収も下がるってのは間違いないでしょうから、タバコを遠ざけておくにこしたことはないでしょうなぁ。


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