「タバコを吸うと時給が500円さがる」スタンフォード調査
https://yuchrszk.blogspot.com/2016/09/500.html?m=0
タバコが体に悪いのは常識ですが、「実は年収も下げる!」ってデータが出ておりました(1)。なんでも、タバコを吸うほど職につけず、年収も低くなりがちだというんですな。
愛煙家は職につきにくい
これはスタンフォード大の研究で、無職の人を対象にした調査であります。参加者の数は251人で、そのうち131人が愛煙家、残りの120人はノンスモーカーだったそうな。
調査の期間は1年で、そのあいだに参加者たちの環境がどうなったかを調べたところ、
- 新しい仕事をみつけた愛煙家は27%
- ノンスモーカーは56%が新しい仕事についていた
みたいな差が出たみたい。ざっくり2倍の違いが出てますね。
さらに、職をみつけた参加者のなかでも違いが出てまして、
- 愛煙家の収入は1時間あたり1,500円ぐらい
- ノンスモーカーの収入は1時間あたり2,000円ぐらい
だったそうな。時給にして約500円の差!これはデカいですなぁ。
つまり、タバコを吸うと職にありつけないうえに、稼ぎも減ってしまいがちなんだ、と。まことに恐ろしい話あります。
タバコは年収にも悪影響が大
研究者いわく、
タバコが健康に悪いのは、ここ数十年の研究で常識になっている。しかし、今回の研究は、さらにタバコが収入にも害をおよぼす可能性を示唆している。
とのこと。こういった現象が起きる理由はよくわからんのですが、
- タバコを吸うと体調が崩れて仕事に悪影響が出るから?
- タバコを吸う人には低学歴の人が多い傾向があるから?
といった理由が推測されております。個人的には、職がないストレスでヘビースモーカーになっちゃうケースもありそうに思いますが。
まぁ近年のアメリカの労働市場は、特に愛煙家に対して厳しくなってるんで、この結果がどこまで日本に当てはまるかは謎。しかし、健康を崩せば年収も下がるってのは間違いないでしょうから、タバコを遠ざけておくにこしたことはないでしょうなぁ。