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近ごろ鈴木さんの身に起きた4つの老化の話

  

こんなブログをやってるおかげか「若いですねー」と言われることが多いんですが、マーク・トゥエインも言うように「他人から若さを褒められるようになたら、それはあなたが歳をとった証拠だ」というのは紛れもない事実。44歳ともなれば、さすがに「老化してる!」と思うことが増えてくるわけです。

 

 

で、自分の老化の内容を記録しておくのもいいかなーと思いまして、私が近ごろ気づいた現象をいくつかまとめておこうと思います。このエントリの目的としては、

 

  1. こんなに「アンチエイジング!」とか言ってる人間でも着実に老いは訪れるという事実の確認
  2. 自分より若い人が「40代半ばでどんな変化が出るのか?」を把握するための参考として

 

って感じになってまして、良いように言えば「最高の体調」でも書いた「自分の死を想う」作業の一種です。

 

 

ちなみに、「白髪が増えた」とか「傷の治りが遅い」とか「肌がたるんできた」みたいなのは想定の範囲内なので割愛。個人的に「あー、こういう老いの兆候もあるよなー」と思わされた変化だけ選んでおります。

 

 

1. 変なとこから毛が生える


って写真がわかりづらくて恐縮ですが、昔は無毛だったはずの腕に毛が生えてきました。他にも左耳の内側にも一本だけピョンと毛が生えてるのを最近見つけまして、「あー、毛周期がバカになってきたんだな……」とか痛感しております。毛周期の崩壊については、後からできることはもはやないので、地道にピンセットで抜くしかないのが切ないですね。

 

 

2. 白斑

 

足に白斑が出ておりました。皮膚の内部にあるメラノサイトが減少して、色が抜けちゃう状態っすね。いちおう原因はよくわかってないんですけど、まぁ加齢だろうなーとか思っております。本気で治そうとしたら結構めんどいので(ステロイドとかレーザーとか使うんで)、とりあえず脱色が足中に広がったりしない限りはほっとくつもり。個人的には、白髪の増加よりも「あー、老いたな……」って気分にさせられましたね。

 

 

3. ギブ・メルソン

これだとなんのこっちゃわからんですが、要するに「メル・ギブソン→ギブ・メルソン」みたいに、固有名詞の頭文字が入れ替わってしまう言い間違いがやたら増えてきたって話ですね。いわゆる音位転換ってやつで、おそらく脳が「楽な発音」のほうに飛びついちゃってるんだと思います。

 

 

その昔、おぎやはぎが「ビートルズのジョンとポールを『ポンとジョール』と言い間違えた」みたいなことを言ってたんですが、似たようなことが自分でも起きてきたなー、と。これで自分の言い間違いに気づかなくなったら深刻ですが、いまはまだ大丈夫っぽいので「まぁいいか」って感じです(たんに気づいてないだけかもしれませんけど)。

 

 

4. 虫怖い

昔はクモだろうがミミズだろうがガンガン持ってたもんですけど、ここ最近は妙に虫が怖くなってきまして。アウトドアに出かけて甲虫がこっちに向かって飛んでくると、思わずビクビクしちゃったりとか。

 

 

これが加齢が原因なのかと言われればハッキリとは言えないものの、「大人になってから虫が苦手になった」みたいな話はよく聞くんで、「これは虫の知識や経験値がたまったせいで脳が過剰反応を起こしてるのでは?」とか思ってたりします。このままいろんなことが怖くなっていったら嫌だなぁ……って感じですが。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。