贈り物で失敗しないための科学的な7つのポイント
https://yuchrszk.blogspot.com/2014/12/blog-post_27.html?m=0
ニューヨークマガジンに載ってた「贈り物で失敗しないための科学的なポイント」(1)が面白いのでメモ。どうも、心理学の世界では、プレゼントに関する研究が結構あるみたい。
ざっくりと内容を紹介しますと、
- 結局は相手に欲しい物を聞いちゃうのがラク:2011年の論文(1)によれば、何を贈るかであれこれ悩む前に、相手に欲しい物を尋ねたほうが、結果的には喜ばれる確率が高かったそうな。
- 複数の相手に贈る場合は同じ物を選ぶ:複数の相手にプレゼントをする際、つい各人の好みやキャラに沿ったものを選んじゃいますが、いくつかの実験(2)では、まとめて同じ物を贈ったほうが全体的な満足度は上がったらしい。これは、複数の相手を念頭に置くことで、無意識のうちにプレゼントの内容に落差が出ちゃうのが原因だとか。
- 相手が自分のために何を買うかを想像する:当たり前のアドバイスのようですが、多くの人はプレゼントを選ぶ際に、無意識のうちに自分の好きな物に引き寄せられがちだとか(3)。相手に欲しい物を聞けないときは、相手の身になって感がえてみるのが第一。
- 使いやすさと便利さを優先する:経営学の実験(4)では、多機能な商品よりもシンプルで使いやすいものが、場所が遠いけど豪華なレストランよりも近くてそこそこ美味いレストランのほうが喜ばれたらしい。高いものがいい!って発想は捨てて、相手にとって負担が少ないものを選ぶのがいいみたいっすね。
- もし失敗した場合は言い訳する:2012年の論文(5)いわく、もしヘンな物を送って相手がガッカリした表情をしても、すかさず自分がどれだけ熟考してプレゼントを選んだかを伝えれば、なんとかリカバーできるそうな。プレゼント自体は気に入らなくとも、少なくともよく考えてくれたって事実が大事なんだと。
- 豪華なプレゼントと小さなプレゼントを組み合わせない:例えば、相手に海外旅行をプレゼントしつつ、同時に自分の好きな本なんかをあげちゃうパターン。2012年の論文(6)によれば、この行為は完全に逆効果で、豪華なプレゼントを安っぽく見せてしまう作用があるんだそうな。
- 最終的には金をわたすのがベスト:どうにもプレゼントが決まらないときは、お金をあげちゃえばOK。2011年の論文(7)いわく、いろいろと商品をくらべた結果、なんだかんだで一番人気は現金だったそうな。
そんなわけで、科学的に失敗しない贈り物の選び方でした。いろいろありますが、つまるところは現金が最強って結論になりそうですね(笑)これからのプレゼントシーズンのご参考までに。