ダイエット&血糖改善に効く!グリーンバナナの健康効果がかなりイケてる件
当ブログでは、かねてからレジスタントスターチを推しております。でんぶんをベースにした食物繊維の一種で、腸のなかで発酵して短鎖脂肪酸を作り出してくれます。
短鎖脂肪酸のメリットはかなり実証されてまして、特にありがたいのが腸内バリアの修復効果。これがリーキーガットを抑えて、老化の大きな原因のひとつである慢性炎症を減らしてくれるんですな。
グリーンバナナはレジスタントスターチの量がハンパない
レジスタントスターチが多い食品としてはジャガイモや冷えた白米なんかが有名なんですが、ここんとこ取り入れてるのがグリーンバナナであります。要するに熟れてないバナナですね。
ご存じのとおり、黄色いバナナのカロリーの約90%は糖質でして、そのうちレジスタントスターチは3%ぐらい(1)。ところがグリーンバナナだと、およそ62%がレジスタントスターチになるんですよ(2)。これはすばらしい。
グリーンバナナで体重と血糖値が改善する
有名なのは2010年に行われた実験(3)で、参加者に1日24gのバナナスターチを飲んでもらったところ、4週間で平均1.2kgも体重が減ったとか。ほかにもインスリン感受性やHbA1cの数値が改善したりと、血糖値にお悩みの方には非常にうれしい結果が出ております。
もちろん、太りぎみな人ほどその効果は大きいんですが、 2015年の実験(4)では標準体型の参加者にも似たような結果が出てまして、ひとまず万人にメリットがあるのではないかと思います。って、実はグリーンバナナは昔から気になってたんですが、近ごろ肉のハナマサで安く手に入ることがわかったんで、積極的に取り入れる気になった次第です(笑)。
具体的には、cookpadのレシピを参考にポテサラみたいにしてまして(マヨネーズはココナッツオイルで代用)、これがなかなかトロピカルな味わいでいい感じ。グリーンバナナについてはもうちょい調理法を勉強していこう。