12000冊の本に囲まれる「箱根本箱」ってブックホテルに行ってきたぞ
https://yuchrszk.blogspot.com/2021/11/12000.html?m=0
「箱根本箱」というブックホテルに行ってきました。名前のとおり12000冊の本を置いた特殊ホテルで、全室に露天風呂もついてるというナイスなお宿であります。
ホテルは中強羅駅から徒歩4分のとこにありまして、中に入るなり吹き抜けの両サイドに天井まで続く本棚がドーン。
話のとおりそこかしこに本が並べてられまして、テンションがあがるわけです。本の種類は幅広くて、小説、科学書、料理本、建築本などがとりそろえられておりました。誰でもなにかしら気になる一冊があるんじゃないでしょうか。
壁の本棚だけでなく、館内のそこかしこに小さな本棚と読書スペースが用意されてて、これもまたテンションがあがります。落ち着くなぁ……。
こんなに本があったらどれを読むべきかわからんな……と悩むわたくし。
客室はめちゃシンプルながらオサレな内装で、華美な調度が苦手な私にはこれまたどストライクでした。
でもって、各部屋にはプロの作家さんが選書した本も並んでて、これまたいい試みっすね。私の部屋には川上未映子さんの選書本が置いてありまして、「バン、バン! はい死んだ」や「オレンジだけが果物じゃない 」あたりが非常に気になりました。他の部屋にどんな本が置いてあるか気になる……。
さらに、部屋についてる露天風呂はこんな感じでした。風景がたまりませんな。
ここは食事もめちゃくちゃ美味でして、初日は室内に弁当を運んでもらいました。どれも手が込んだイタリアンでよろしゅうございます。
もう一泊は館内のレストランでコースをいただきました。こちらもオサレですなぁ……。
浴場の近くにはシアターもあって、日がな短編映画が流れておりました。まったく知らない作品ばかりでしたが、珍妙な作品が多くてよかったです。また行くか……。