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猫背矯正ガジェット「LUMOback」と過ごした1週間



先日買った「LUMOback」、いまも毎日ベルトを着用して生活しております。今回は使ってみて1週間たった感想を。




センサーの感度はかなり良い

ベルトのセンサーで骨盤の傾きを検知してくれるのが「LUMOback」のウリ。猫背が続くとバイブで警告してくれる他、自分の姿勢は常にiPhoneに送られてアプリ上で現状を知ることができます。



画面はこんな感じ。ちゃんと猫背にならずに立てていれば、緑色のキャラが表示されます。

センサーの感度はかなり良好。少しでも骨盤が傾くとブルッとバイブが鳴り、iPhoneの表示にもすぐに反映されます。この文章を書いているいまも、腰回りでLUMObackが震えております。変なプレイみたい。


自分の猫背のタイプがわかった

LUMObackを使っていて驚いたのが、わたしの猫背のタイプが予想と違っていたこと。

なんとなく自分は上半身が前かがみになるタイプの猫背だと思ってたんですが、LUMObackの表示はこちら。



反り腰だったのかー!骨盤が前に押し出されて上半身が曲がってしまうタイプの猫背だったようです。これはビックリ。

で、LUMObackの指示に従って姿勢を治し続けていると、以下のような画面で成果を教えてくれます。


今日は姿勢が良かった時間が4時間27分、猫背になった時間が4時間27分でちょうど半々。この緑色の数値を、できるだけ100に近づけていくのが目標になります。

ついでに、こちらが座り時間の総計。


本日、イスに座った時間は4時間37分。着席時間の総計を教えてくれるのは、立ち仕事をメインにした私には非常にありがたい機能であります。



その他の機能はオマケ程度

LUMObackが記録してくれるデータは、他にはこんな感じ。



座った状態から立ち上がった回数をカウントしてくれる。正直、何に使えるデータなのかよくわからない。



 歩数計。移動距離などは出してくれますが、消費カロリーなどの表示はなし。


睡眠時間。といってもベッドに横になった時間をすべて「睡眠中」として記録しているので、実際の睡眠時間よりもかなり多く出る。iPhoneの睡眠ログアプリのほうが高機能。


とはいえ、やはり猫背は簡単に治らない

そんなわけで余分な機能がありつつも、基本的には気に入っております。猫背を治すには、自分の姿勢をつねに意識しつつ正していくしかないので、現時点ではもっとも頼れる姿勢矯正アイテムじゃないかと。

ただ、そうはいっても一朝一夕に治るはずもないのが姿勢の難しさ。使い始めて1週間が過ぎた今でも、LUMObackからガンガンに怒られまくりです。意識せずに姿勢がよくなるまで、どれぐらいかかるんでしょうねぇ。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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