このブログを検索

暴力ゲームが悪影響をおよぼすかどうかは選ぶキャラクター次第?


昔から「暴力ゲームは攻撃性を高める!」「いや、関係ない!」って議論がありますけど、この「暴力ゲームの影響は選んだキャラクターによるよ!」って研究は、いままでの研究とは毛色が違ってて面白かった。

Superman vs. BAD Man? The Effect...




 

これはルクセンブルク大学が行った研究で、60人の学生たちに「モータルコンバットvsDCユニバース」をプレイさせる実験を行ったんだそうな。


で、その際、被験者の半分にはスーパーマンを選ばせて、残り半分にはジョーカー(バットマンの悪役)を選ばせたところ、ジョーカーでプレイした学生のほうが攻撃性が高まったらしい。


一方、スーパーマンを選んだ学生たちは、研究者がわざと地面に落としておいた手紙を、ちゃんと拾って届けてくれる確率が高くなったとか。うーん、人間って単純。


にしても、この結果は従来の「黒か白か」系の研究にくらべて、非常に納得できるものだと思います。といっても、個人的にはスーパーマンよりジョーカーで遊びたいですけどねー。


スポンサーリンク

スポンサーリンク

ホーム item

search

ABOUT

自分の写真
1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

INSTAGRAM