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感情と体の関係を視覚化した「感情の身体地図」が面白い


「頭に血が昇った」とか「不安でお腹が痛い」なんて表現がありますが、実際に身体のどこが反応しているのかを調べた実験が面白いかったでメモ。

Bodily maps of emotions








フィンランドで行われた実験でして、701人の被験者に特定の感情を引き起こさせて、体のどこが活性化しているかを調べたもの。その結果は以下のとおり。色が黄色いほど活動レベルが高くて、黒はニュートラル、青が活動レベルの低い状態になっております。



一見して「幸福」の活性化ぶりが凄い! 「怒り」も頭が激しく活動してまして、「頭にきた!」って表現もあながち間違いじゃないのかも。


逆に「欝」の活動低下ぶりも恐ろしい。手足が冷えきっております。あと「愛」だけ股間の部分が妙に活性化しているのもわかりやすいですな(笑)。


自分の感情と身体反応に意識を向けるのは瞑想の基本ですので、今後は瞑想中にでも「いまは不安があるから胸のあたりに意識を集中しよう」といった感じで、この画像を活用していこうかなー、と思います。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。