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幸せになりたければ、いますぐフェイスブックをお止めなさい


以前にも「コミュ症はフェイスブックに向かない」とか「人づきあいが苦手な人はフェイスブックで不幸に」とか、SNSについていろいろ書いてきましたが、今日は「フェイスブックはヒトの幸福感を減らしている」って話。



これはオーストリアのインスブルック大学の研究でして、123人のフェイスブックユーザーに対して気分の変動を調べるテストを行ったところ、フェイスブックに費やす時間が多い人ほど気分が落ち込みやすかったそうな。


これにくらべて、普通にネットを見ただけのユーザーには気分の落ち込みが見られず、なぜかSNSユーザーのみ幸福感が減ったとか。


なんでも、フェイスブックは「時間をムダにしている…」ってな感情を引き起こしがちで、それが短期的な幸せにダメージ与えるらしい。うーん、わたしはツイッターもフェイスブックもやってないのでよくわからんのですが、たんにネットを見るだけでも「時間のムダ」と思うケースは多いですけどね。SNSのほうがムダな感覚が強いのだろうか。


ちなみに研究者いわく、

 

フェイスブックは知り合いとつながるにはいいツールですが、大きなデメリットもあります。ねたみの感情が起きたり、人生への不満が増したり、気分が沈んだりするケースが非常に多いんです。



とのこと。SNSは、コミュニケーションのマイナス面を増幅しやすいってことですかね。


もちろん、これは短期的な影響しか調べていないので、長期的にもSNSがヒトの幸せを損なうのかは不明。とりあえず、わたしはフェイスブックとツイッターには関わらないことにします(笑)。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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