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みんな他人のウソを見抜けると過信しすぎている!


みんな他人のウソを見抜けると過信しすぎている!」っていうシカゴ大の研究が面白いのでメモ。


しゃべり方や視線や表情だけを見て、その人がウソをついているかどうかを見抜けるかを調べた研究でして、実験で使われた動画がニューヨーク・タイムズに掲載されておりました。

Can You Spot the Liar? - NYTimes.com





実験の方法は簡単で、話の内容は気にせずに純粋に「表情」と「しゃべり方」だけで、動画の人物がウソをついている(Lying)か、ウソをついていない(Not lying)かを選ぶだけです。

 
 

わたしも試してみましたが、6割ほど間違えるという結果に。シカゴ大の研究でも、全体的にウソを見抜く成功率は五分五分だったらしい。


それでも、「わたしはウソを見抜くのが上手い!」と主張する人が多いのは、その人の「自分のウソが他人にバレてるんじゃなかろうか…」って不安が投影されているかららしい。うーん、なるほど。確かにニューヨーク・タイムズのウソ発見クイズをやってみたら、すっかり自分の人を見る能力に自信がなくなりましたわ(笑)。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。