行動経済学的に正しい貯金のコツは「感謝」
https://yuchrszk.blogspot.com/2014/07/blog-post_3464.html?m=0
近ごろ心理学や行動経済学の世界でよく見るのが「感謝」の研究。
当ブロブでも、感謝の気持ちが成功をもたらしたり、カリスマ性が身についたり、幸福度が上がるなんて話を紹介してきましたが、今度は「感謝の気持ちを持つと貯金が増えるよ!」っていう面白い研究(1)が出ておりました。
研究者は被験者たちを3つのグループにわけて、それぞれ以下の作業をしてもらったんですね。
- 過去の人生で起きた感謝したいことを書き出す
- 過去に起きた幸福な出来事を書き出す
- 過去に起きた何の感情もわかなかった出来事を書き出す
その後、各グループに「いますぐ54ドルをもらうか」「3日後に80ドルをもらうか」のどちらかを選ばせたところ、感謝の気持ちを書き出した被験者ほど、3日後により多くもらうほうを選んだらしい。
研究者いわく、
感謝の気持ちはセルフコントロール能力をアップし、忍耐力を強くする効果がある。シンプルな感謝のトレーニングを行うだけで、衝動買いや肥満、禁煙といったさまざまな社会的な問題を解決する可能性がある。
とのこと。まだ感謝の気持ちでセルフコントロール能力が上がる理由はわかってないらしいんですが、とにかくその効果は折り紙つきらしい。幸福度が上がるうえにお金も貯まりやすくなるんだから、やっぱ「三行日記」を再開しようかなぁ…。
credit: SnoShuu via FindCC