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ガムを噛んだほうが印象が良くなるのはなぜだろう?

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近ごろ見つけて感心した動画。ベルデントってガムの会社が行った実験映像で、双子の一方だけにガムを噛んでもらい、それを見た被験者たちに「パーティに呼ばれそうなほうはどちら?」「友だちが多そうなのはどっち?」といった質問に答えてもらうというものです。 

 

 

結果は明白で、481人の被験者のうち73%が「ガムを噛んでいるほうが印象がよい」と答えたんですね。「ガムを噛みながら人と会うなんてとんでもない!」という世間常識とは真逆の結果であります。

 

ただ、最初は「へー」とか思ったんですが、よく考えたらこれって「ガムを噛むと印象が良くなる」んじゃなくて、たんに「無表情な人のほうが印象が悪い」ってだけの話ですね。その点で、なかなか面白いトリック広告になっていて感心してしまいました。とりあえず、はやまってガムを噛みながら打ち合わせに出なくてよかった(笑)。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。