太陽の光を避けるのは、タバコを吸うのと同じぐらい体に悪い!というデータ
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ここ数年、美容の世界では紫外線の評判が悪いんですが、パレオダイエットでは「太陽の光を浴びよう!」が大きなテーマのひとつになっておりまます。
なにせ、太陽の光を浴びないと体内時計が狂うし、メンタルもおかしくなっちゃう。お肌のダメージを恐れて太陽を避けるのは問題が大きいんですね。
そんな状況下、近ごろ出た論文(1)では「太陽を避けると死亡率が激増!」って結論になっていて興味深かったのでした。
これはカロリンスカ医科大の研究で、29,518名のスウェーデン人女性を対象にしたもの。全員の20年分の健康データを統計処理して、太陽光と死亡率の関係を調べたんですね。
その結果はと言いますと、
- 太陽の光をよく浴びる女性ほど…
- 心疾患の発症率が低い!
- がんにもかかりにくい!
- 寿命が0.6〜2.1年長い!
って傾向がハッキリ出たそうな。さらに、
- タバコを吸ってても太陽の光をよく浴びる人
- タバコは吸わないが太陽の光を避けている人
の死亡率はほぼ同じとのこと。要するに、太陽の光を避けるのはタバコと同じぐらい体に悪いみたい。
研究者いわく、
現在の太陽光に関するガイドラインは厳しすぎる。太陽の避けすぎは、私たちの健康に害しかもたらなさない可能性がある。
とのこと。タバコは平均で6年ほど寿命を縮めるんで、定期的に太陽の光を浴びていれば、同じ年数だけ長生きできるかもしんないわけですね。
こういった現象が起きるのは、太陽がビタミンDと一酸化窒素を増やす作用があるからと考えられてますが、詳細は不明。現時点ではサプリじゃ日光の代わりにはならないって説も有力あるんで、やっぱり太陽を浴びるしかない感じであります。
具体的な太陽の浴び方については「太陽の光を浴びよう!」をご参照くださいませ。それではどうぞよしなに。