記憶力と注意力をアップしてくれるハーブティーが特定された件
https://yuchrszk.blogspot.com/2016/05/blog-post_9.html?m=0
「記憶力アップに効くハーブティはこれだ!」って発表が英国心理学会のカンファレンスで出まして(1)、なかなか面白い。
仕事にはペパーミント、リラックスにはカモミール
これはノーザンブリア大学の研究で、ハーブの効果を調べたもの。まずは180名の参加者の気分と記憶力をチェックしたうえで、ランダムに以下の3種類を飲んでもらったらしい。
そして20分後に認知テストをおこなったところ、
- ペパーミントティーを飲んだ参加者は
- 長期記憶がアップ!
- ワーキングメモリも向上!
- 注意力も改善!
- カモミールティーを飲んだ参加者は
- 緊張や不安感が改善!
- ただし記憶力はやや減少!
- 注意力のスピードも低下!
って結果だったみたい。大ざっぱに言えば、ペパーミントは知能に効き、カモミールはメンタルに効くんだ、と。
仕事にはローズマリー、リラックスにはラベンダー
もうひとつの実験は、65才の参加者150名が対象。全員を以下の3グループにわけたんだそうな。
- ラベンダーオイルを焚いた部屋に入る
- ローズマリーオイルを焚いた部屋に入る
- なにも焚いてない部屋に入る
で、再び記憶とメンタルのテストを行ったところ、
- ラベンダーオイルグループは
- 緊張や不安感が改善!
- ただし記憶力はやや減少!
- ローズマリーオイルグループは
- 記憶力が15%向上!
みたいな感じ。やっぱ鎮静作用があるハーブは、いっぽうで記憶力や注意力を下げちゃうみたいですね。当然といえば当然ですけども。
ざっくりまとめると、
- 日中の仕事ではローズマリーオイルを使いながらペパーミントティーを飲む!
- 仕事が終わったらラベンダーを使いながらカモミールティーでリラックス!
といったところでしょうか。いずれにせよ、それぞれのハーブが持つ特性には注意しといたほうがよさげですねー。