実はコーヒーカップは洗わないほうが衛生的？

Coffee

「コーヒーカップは洗わなくていい！」って話が、ウォール・ストリート・ジャーナル(1)に載ってておもしろかったです。特に文献をベースにしたネタじゃないんですけど、ベイラー医科大のジェフリー・シュタルケ先生の話なんで信憑性は高そう。

シュタルケ先生の主張はシンプルで、自分が使ったカップは、コーヒーを飲んだあとも洗わなくていいんだ！というもの。というか、実は洗わないほうが衛生的にはベストなんだそうな。

どういうことかと言うと、

使用済みのコーヒーカップを調べれば、もちろんバイキンが見つかるだろう。しかし、ここで大事なのは、そのバイキンの大半は、カップを使った人間から移動したものだという点だ。

ってことらしい。自分が使ったカップには、自分の体内から出た菌しかいないんだから、実は安全性が高いのだって話ですな。

この現象は、風邪を引いているときにカップを使っても同じ。だいたいのウイルスは体の外に出たら死んじゃうので、カップから再感染するケースはないんですな。

いっぽうで、スポンジでカップを洗うと、逆に雑菌が増えかねないのもポイント。

休憩所にあるスポンジは、おそらくオフィス内でもっともバクテリアの量が多いポイントだ。

確かに、実は家庭用のスポンジやまな板は、雑菌の量がやたら多いって話はよく聞きますからねぇ。それでもカップを洗いたいときは、せめてスポンジを電子レンジでチンしておくといいよ、とのこと。

そんなわけで、個人的には納得の意見だったんですが、もちろん注意点もいくつかございます。

あくまで、自分だけのカップでブラックコーヒーを飲んだときにのみ適用されるルールなわけですね。というか、衛生について改めて考えされられて、いい感じのコラムでした。

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