プチ断食で腹まわりのしつこい脂肪を減らす方法
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/02/blog-post_76.html?m=0
こないだ、「腹筋を割るには断食しかない!」って話をご紹介しました。いろいろと腹筋運動に悩むよりも、ガツンと食を絶ったほうが腹は割れやすいって説であります。
まぁ、そりゃあ断食をすればカロリーが減るから、体脂肪も減って当然なんじゃない?ぐらいに思ってたんですが、有名ボディビルダーであるトム・ベニュートの「Burn the Fat, Feed the Muscle」(http://amzn.to/2tyRxdr)によれば、プチ断食には、腹まわりのしつこい脂肪をそぎ落とすちゃんとした理由があるらしい。
ざっくり言いますと、そもそも腹まわりの脂肪(特に下っ腹)は脂肪が分解されにくいんだそうで。このエリアはアドレナリンの受け皿が少なく、脂肪をとかすHSL(ホルモン感受性リパーゼ)が活性しないようなんですね。
と、ここで登場するのがプチ断食。一定の期間だけカロリーを絶つと、びっくりした体はアドレナリンやドーパミンといったストレスホルモンを出すわけです。これらのホルモンが血液に乗って腹まわりまで行くと、HSLが活性化して脂肪の分解が進むという流れ。
まとめると、
- プチ断食でアドレナリンが出る
- 全身の血流が良くなり下っ腹にアドレナリンが達する
- HSLが活性化する
- しつこい脂肪が燃える!
といった感じ。この作用は、だいたい食事をストップしてから12〜18時間で理想的な状態に達するとのことで、およそ16時間の断食をくり返すリーゲインズに効果があるのもむべなるかな、と。
そんなわけで、腹まわりのしつこい脂肪を減らすには、
- 16時間のプチ断食をくり返す
- 断食中はウォーキングや自転車などの強度が低い運動を行うとさらに効果的
- 断食中にカフェインとチロシンを組み合わせてのむとさらに効果的
- 断食が続くとレプチン(食欲を減らすホルモン)のレベルが下がるので、終了後はちゃんと炭水化物をとる
といった対策が有効みたい。プチ断食の軽い運動はちょっと取り入れてみようかな…。