2015年からアメリカでは「コレステロールが高い食事でも問題ない!」が普通に
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/02/2015.html?m=0
アメリカの「食事基準」から、高コレステロール食に対する警告が外れるらしい(1)。
これはアメリカ政府がすすめる食事のガイドラインで、給食とか成分表なんかに使うためのもの。これまでは「コレステロールが高い食品は悪!」ってスタンスだったんですが、近ごろはだいぶ風向きが変わってきたみたい。
もちろん、いまだに血中コレステロールは重要な指標ではあります。が、いまや大半の科学者は、「コレステロールが高い食事をすると血中コレステロールも上がる!」とは考えてないんですね(遺伝的に食事のコレステロールの影響を受けやすい人は別)。
これまでの経緯としては、
って流れがありましたんで、いらぬ偏見がなくなるのは良いことっすね。
ちなみに2014年の系統的レビューでも、
- 動物やタマゴの脂肪は心疾患と関係なし!
- 魚の脂肪は逆に心疾患のリスクを下げる!
って結果が出てますんで、安心して肉や魚を食べたいところです。日本でもそのうちガイドラインが変わるのかな。
credit: stadtbraut via FindCC