正解は夜。なぜデオドラントスプレーは朝に使ってはいけないのか?
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例によって調べ物をしていたら、「デオドラントスプレーは寝る前に使え!」 って論文(1) が出てきたんででメモ。
これは60名の女性を対象にした実験で、時間ごとの制汗剤の効果をチェックしたもの。具体的には、
- 朝起きてから制汗剤を脇につける
- 夜寝る前に制汗剤を脇につける
の2グループにわけたところ、夜にデオドラントスプレーを使ったほうが56〜73%も日中の発汗量が少なくなったらしい。ちなみに、実験に使われた制汗剤はアルミニウムが入った一般的な商品であります。
こういった現象が起きるのは、夜のほうが汗腺の活動が少ないから。夜は体温が下がって発汗量が減り、そのせいで汗にジャマされずに制汗成分が汗腺を防ぐことができるだそうな。逆に起きた後は体温が上がって発汗も多く、いくらデオドラントをつけても成分が汗腺まで達しない確率が減っちゃうんだと。うーん、知らんかった。
また、夜に使った制汗成分の効果は24時間以上は続くんで、翌朝にシャワーを浴びても問題はないとのこと。すでに夜中に汗腺が引き締まっているんで、有効成分が洗い流されてもOKなわけですね。
そんなわけで、日中の発汗量が多い人は制汗剤を夜に使ったほうがオススメ。ただしアルミニウム系の制汗剤は肌の良い菌を殺してしまうので、ミョウバン系の商品を使ったほうが良いかと思います。
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