ビタミンDで謎の頭痛や腰痛がラクになるぞー!
ビタミンDで頭痛と腰痛が治る?
つね日ごろビタミンDを推しております当ブログ。もはや日本一のビタミンDファンサイトといっても過言ではないでしょう(適当)
が、まだ取り上げていなかったのが、ビタミンDの「痛み止め効果」であります。いろんなメリットのあるビタミンDですが、実は慢性的な痛みをやわらげる作用も大きいんですよね。
一般的な「慢性痛」の定義は、だいたい3カ月を超えて延々と続く痛みのこと。おもに神経系の傷や組織の炎症なんかが原因になっております。
その一方で、ビタミンDには、神経系の働き、炎症シグナル、免疫システムをコントロールする働きを持ってまして、こいつが痛みにガッツリ効くんじゃないかと昔から考えられてきたわけです。
ビタミンDの鎮痛効果をガッツリ調べた
ってところで、新たに「ビタミンDはちゃんと痛みに効く!」って系統的レビュー(1)が出まして、かなり確実な話になってきました。
これは、過去に行われた19件のビタミンD研究をまとめたもので、3,436人分のデータを精査しております。効果をチェックした症状は、
- 頭痛
- 腰痛
- リューマチ性関節炎
- 線維筋痛症
- 骨関節炎
- 筋骨格痛
などなど。どれも治療が難しいものばっかりですねー。
確実にビタミンDで痛みは減る
で、どんな結果が出たかと言いますと、
- プラシーボにくらべて、およそ38%の人はビタミンDで鎮痛効果が得られる
- ビタミンDの鎮痛レベルは約6%ぐらい
- 頭痛でも腰痛でもリューマチでも、どんなタイプの痛みにも効果は出る
みたいな感じ。6%の鎮痛作用というとショボいようですが、なんせ「慢性痛」ってのは治療が難しいので、確実に効果が出ることがわかっただけでも素晴らしいと思います。
ちなみに、ビタミンDの鎮痛効果は、飲み始めからおよそ6カ月以内に得られるとのこと。用量はまだハッキリわかってませんが、多くの実験では1日1,000IUを使ってまして、まずはこれぐらいからスタートしてみればよいかと思います。
まとめ
もちろん「痛み」は複雑な現象なんで、確実にビタミンDで頭痛や腰痛がやわらぐとは言えず。とはいえ、ビタミンDには他のご利益も多いので、原因不明の痛みを覚えたら、とりあえず飲んでみたらいいんじゃないでしょうかー。