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自分はどれぐらいストレスに強いの?を計測する6つの質問


  

レジリエンスなんて言葉がすっかり定着して久しい昨今でございます。簡単に言えば「嫌なことがあってもすぐ立ち直れる力」のことで、近ごろは「人生でもっとも重要なスキルのひとつなんじゃない?」とか言われてるんですよ。

 

 

正直、他のスキル(クリティカルシンキングとか)と比べてレジリエンスがどれだけ大事かはわからんのですが、普通に考えれば「絶対に折れない鋼のメンタル!」みたいな状態を妄想するよりは、「誰でもくじけることはあるけど、なるたけスピーディに復旧したいよねー」ぐらいの目標を目指すほうが現実的だとは思いますもんね。

 

 

こうなると、「じゃあ自分はいまどれぐらいレジリエンスがあるんだろう?」ってのが気になるとこですけど、幸いにも「レジリエンス・スケール」って質問が開発されてますんでご紹介しときます(R)。

 

 

これはニューメキシコ大学などが開発した質問集で、「ストレスから回復するのがどれだけうまいか?」を計測するために使います。全6問からなる非常に短いテストでして、以下の質問についてどう思うかを5点法で採点していただければと。

 

  • まったく当てはまらない=1点
  • 当てはまらない=2点
  • 普通=3点
  • 当てはまる=4点
  • 完全に当てはまる=5点

 

  1. つらいことがあってもすぐに元の状態に戻る傾向がある。
  2. ストレスフルな出来事をやりすごすのに苦労することが多い。
  3. ストレスフルな出来事から立ち直るのに、さほど時間がかからない。
  4. 何か悪いことが起こったときに、すぐに立ち直ることができない。
  5. 困難なときでもほとんど問題なく乗り切ることができる。
  6. 人生の挫折を乗り越えるのに時間がかかりがちだ。

 

ってことで、実にわかりやすい6問でしたね。当然ながら、あくまで問題をパッとみたときの直感を信じて、正直にお答えいただければ幸いです。

 

 

で、スコアを計算は以下の感じで計算してください。

 

  1. 質問 2、4、 6 のスコアを反転する(1点→5点、2点→4点、4点→2点、5点→1点にする)
  2. すべてのスコアを足し合わせてから平均点を出す

 

この平均点については、「何点以上だったら良い」みたいなガイドラインはないんですけど、だいたいは「3.5〜3.9」ぐらいの人が多いので、とりあえず4点を超えてればレジリエンスは高いほうだと言えましょう。

 

 

ストレス耐性を鍛えつつ、定期的にこの尺度で自分のレジリエンス度を計測してみるといいんじゃないでしょうか。どうぞよしなにー。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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