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TED動画で英語を学べる「TEDICT」が最高のディクテーションアプリだった


定番の英語学習法といえば「ディクテーション」。英語の音声を聞き取って、すべての単語を紙などに書き取るトレーニング方法であります。





英語のリスニング能力を上げるために、私もこれまで様々なツールを試してきてました。過去にはNintendoDSの「もっとえいご漬け」を試したり、ALCの「1000時間ヒアリングマラソン」を1年間やってみたり。


が、唯一の問題は長続きしないこと。「もっとえいご漬け」にせよ「1000時間ヒアリングマラソン」にせよクオリティの高い教材ではあったし、それなりの能力はついたんですが、いかんせん文章が単純すぎて興味が持てない。「地下室にカビが生えて困る」とか「娘は早起きが苦手」みたいな話を聞かされても、まったくやる気がわきません。


そこで買ったのが「TEDICT」。TEDのおもしろプレゼン動画を見つつ、ディクテーションができるiPhoneアプリであります。

TEDICT - TEDで英語を習おう



アプリの作りはシンプルで、起動したら「Start」をタップして自分が興味を持てそうな動画を選ぶだけ。


試しにマルコム・グラッドウェルの動画で挑戦してみました。勉強できるモードは「TEDICT」と「TEDICTisy」の2種類。


「TEDICT」は聞こえた英語をノーヒントで書き取るガチンコモード。耳慣れない学術用語が出てくると前に進めなくなるため、かなり難易度は高いです。


「TEDICTisy」は画面下に表示される単語から、正しい文章を組み立てるモード。とりあえず、このモードで最後までやってみて、「TEDICT」で復習すると良さそう。


 


文章が完成したら次に進みます。1回のセンテンスは長くても30語ぐらいなんで、割とサクサクこなせるのがうれしいところ。


いやー、これはまさに私が求めていたディクテーションアプリ。TED動画なら面白さは保証されていますし、アプリ自体もシンプルで使いやすくて素晴らしいです。 にしても、あらためて書き取りに挑むと、いかに自分が細かい単語を聞き取れていなかったかがわかって打ちのめされますねぇ。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。