じゃがいもだけを2カ月も食べ続けて10kg痩せた男の人体実験が凄すぎる
https://yuchrszk.blogspot.com/2014/10/10kg.html?m=0
以前に「1日6,000キロカロリーを食べて太らなかった男」っていう糖質制限寄りの話を取り上げたので、今回は炭水化物好きにとって有利な話を。
写真の人物は、ワシントンじゃがいも委員会のクリス・ボイトさん。糖質制限ダイエットブームのせいでイモ類の評判が悪くなったことにいきどおり、2カ月間じゃがいもだけを食べ続ける実験を行ったんだそうな。以下が、その経過をつづったサイトであります。
20potatoes a day
期間中に食べたのは、ふかしイモやマッシュポテト、フライドポテトなど、とにかくじゃがいも尽くし。そのチャレンジぶりは、ABCニュースにも取り上げられたそうな(1)。
で、非常に興味深いのが、2カ月後にクリスさんに起きた変化であります。なんと、
- 体重は10kg減!
- 空腹時血糖値が10mg/dL減!(104→94mgに)
- 中性脂肪が50%減!
- LDL(悪玉)コレステロールが41%減!(142→84mgに)
などなど、実験前より超健康になっちゃったんですな。以下が実験前(左)と実験後(右)のクリスさん。確かにアゴまわりがスッキリしてますね。
実験中、クリスさんは自然と食欲が減ったそうで、後で計算したところでは1日1,600Kcalしか食べなかったそうな。それでも空腹に苦しむことななかったとか。考えられる原因としては、
- 砂糖、ベジタブルオイル、加工食品を食べなくなったので体内の炎症がおさまった
- 食事のバリエーションが少ないので、脳のセットポイントが下がった
みたいなことかなーと思います。ダイエットの成功はさまざまな要因がからみまくるので、高炭水化物な食事でも痩せるときは痩せるんですなぁ。