冷たいシャワーがダイエットとアレルギーに効く!は本当か?
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「『週4時間』だけ働く。」で有名なティモシー・フェリスが2010年に出した「The 4-Hour Body」ってダイエット本があるんですが、そのなかで体重をラクに減らす方法としてオススメされているのが「冷たいシャワーを浴びる」というもの。なんでも、冷たい水を浴びると褐色脂肪細胞が活性化し、筋肉の数十倍の熱を生み出すので、よぶんな脂肪が燃えるって理屈だそうな。
The 4-Hour Body: An Uncommon Guide to Rapid Fat-Loss, Incredible Sex, and Becoming Superhuman
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Timothy Ferriss Harmony 2010-12-14
ただし、ティモシー・フェリスのダイエットネタは結構あやしいことが多いので、なんとなく手を出さずにいたんですが、あらためてここ数年の研究(1)を見てたら、どうやら冷水で褐色細胞が刺激されるのは間違いないっぽい。
特に2013年の論文(2)なんかは、16℃の部屋に1日2時間ほど入り続けたら6週間で5%も体脂肪が減ったそうな。体温を維持するために、褐色細胞が脂肪を燃やしてくれるのが原因らしい。
ほかにも、冬にスイミングをしたら体内の抗酸化機能が上がったとか(3)、寒い環境にいると免疫力がアップした(4)とか、さらには冷たいシャワーで鬱病が改善した(5)なんてデータもあって、いろいろと面白い感じ。免疫系が改善されるのは、わたしのような季節性アレルギー性鼻炎の人間には非常にありがたいところです。
具体的な方法としては、
- 最初は適温のシャワーを浴びる
- 1分間隔で少しずつ温度を下げていく
- もっとも冷たい温度にして、最低でも30秒ほど浴びる
といった感じ。このとき、褐色細胞が多い肩や肩甲骨のあたりにシャワーを当てるのがコツみたい。
もっとも、一方では、冷たいシャワーを浴びたら体重が増えたなんてレポート(6)もあるんで、すでに痩せている人が実践した場合は、逆に体が脂肪を増やそうとする可能性もあるのかも。ともあれ、わたしの場合はアレルギー対策がメインなので、さっそく今夜から試してみようかと思います。
credit: stevendepolo via FindCC