自分の体が痩せにくいかどうかを判断する4つの方法
https://yuchrszk.blogspot.com/2014/10/blog-post_17.html?m=0
ちょい前に、カロリーを制限すると代謝が壊れて痩せなくなるよーって話を書きましたんで、ここでは「自分の代謝が正常かどうかはどうやって判断するの?」について。
おさらいしますと、強引に摂取カロリーを減らすと、
- 痩せるホルモンが減る
- 筋肉が減る
- 運動の消費カロリーが減る
って現象が起きて、どんなに食べる量を少なくしても痩せなくなっちゃう。こうなると人生がツラいだけなんで、できるだけ速く状態を把握するのが吉であります。
具体的には、
- 甲状腺ホルモン検査:代謝のレベルを計るもっともベーシックな方法で、甲状腺ホルモンの量が普通より下の場合は、まず間違いなく痩せにくい体になっております。ただし、人によっては代謝が落ちてるのに甲状腺ホルモンは正常な場合もあるので、以下で紹介するチェック法とも比較する必要はありますが。1回4,000〜5,000円ぐらい。
- 体温:もっとも手軽な判断法。基本的には、起床直後の体温を計って毎日の記録をつけていけばOK。体温計は薬局で普通に手に入るもので問題なし。理想としては、起床直後の体温が36.6℃以上で、日中は最低でも37℃まで上昇して欲しいところ(1)。体温が35℃ぐらいだと、痩せにくいうえに免疫力も下がっちゃうので、すぐに対処すべき。
- 安静時心拍数:やや限界はあるものの、これも重要な判断材料の1つ。60〜100拍/分の範囲であればOKであります。ただし、アスリートは安静時の心拍数が下がりやすいので、体温で判断したほうが吉。肥満気味の人も心拍数が高めに出る傾向があるんで、こちらも体温を目安にしたほうがいいかも。また、ストレスが多い生活をしてると、ストレスホルモンが心拍数を上げることもあるんでご注意ください。
- 指先と鼻の頭の温度:代謝が壊れると体の末端まで血液が届きにくくなるんで、指先や鼻の頭がどんどんと冷たくなっていきます。正確性はだいぶ落ちますけど、簡単に判断できる基準として使ってみるのもありでしょう。
の4つが基本になります。わたしの経験で言うと、かつて毎日ハードな有酸素運動をしてたころは、メキメキと体温が落ちていきまして、体重のコントロールに苦労したもんです。ほかにも代謝が壊れ始めると、便秘や肌荒れが起きたりして、美容にも大きなダメージが出ちゃいますんで、女性の方は特に注意したほうがよいかと思います。
credit: the_exploratorium via FindCC