第40回「府中刑務所 文化祭」でプリズン弁当を食べてきたりとか
文化の日!ということで、昨年と同様に「府中刑務所文化祭」に行ってまいりました。年に一回だけシャバの人間が塀の中を見学できる貴重な機会であります。
といっても刑務所ツアーは昨年に体験したので、今回はムショ飯を味わうのがメイン。入場と同時にまずは100円で買える刑務所コッペパンを買いに走ります。すでに凄い行列。
で、無事にゲットしました。たった100円のパンを買うのに行列に並ぶ機会は他にありますまい。
「刑務所のパンは材料をケチらないから美味い」といった都市伝説もあるようですが、実際は可もなく不可もない平凡な味わいでした。そりゃそうよね。
続いて刑務所特製の「プリズン弁当」を食べるべく食堂にダッシュ。網走刑務所の受刑者さんが育てた和牛を使っているそうな。
お弁当は一個500円で、刑務所の職員さんたちが使う食堂で配布されておりました。開場から1時間ちょっとで売り切れてしまうため、わりと皆さん殺気立ってます。
こちらが「プリズン弁当」。麦飯とプルコギのセットになってまして、味はごく普通です。ほっともっとの弁当をややまずくした感じといいますか。
弁当のフタには「プリズン」の文字が。この品名を拝めただけでも買った価値があったというものです。
もうひとつ「プリズンカレー」も食べてみました。これまた普通の味わいで、小学校の給食を思い出す素朴さ。周囲からは「カレー美味しい!」の声があがってましたが、おそらく刑務所マジックだと思います。
目的は達成したんで、あとは刑務所グッズのコーナーを見て回ったりとか。今年も一番人気は函館少年刑務所の商品でした。ここはいつもデザインがかっちょいいんですよね。
わたしは何も買いませんでしたが、奥さんはブックカバー(640円)と巾着袋(800円)を購入。どちらもデザインがクールです。
巾着は細部の縫製までしっかりした作り。創業明治二年の伝統の技が行きております(適当)。
裏地もオシャレ。着物のハギレを使っているそうな。
というわけで今年はムショ飯が食べられて満足。ほぼ目的は達成したんで来年行くかどうかは気分次第であります。