アメリカ皮膚科学会「本当に必要なコスメは日焼け止めと保湿剤だけだよね〜」
https://yuchrszk.blogspot.com/2016/01/blog-post_26.html?m=0
美容系の情報を調べるきに、わたしがよく参考にしてるのがアメリカ皮膚科学会(AAD)のサイト(1)であります。ADDは世界最大の皮膚科医による学会で、定期的に一般向けのガイドラインを出してくれるんですね。
で、近ごろ読んだ「正しいスキンケア商品の選び方」(2)がシンプルで良かったのでご紹介。ざっくり要点をまとめると、
- 本当に大事なのは日焼け止めと保湿剤!:皮膚科医が認める有効なアンチエイジング商品は、日焼け止めと保湿剤。この2つを毎日使うだけでも大きな違いが出る。多くのアンチエイジング商品が効くのは、要するに保湿剤が入っているおかげ。肌トラブルを解決したいなら、まずは保湿剤と日焼け止めを2〜3週間使ってみる
- 日焼け止めを選ぶポイント:日焼け止めは、広域スペクトラムでSPF30以上、防水仕様のものを選ぶ。外出時は、日焼け止めは2時間おきに塗ること。
- 肌トラブルには1つずつ対処する:すべての問題を解決する商品は存在しないので、肌のトラブルには1つずつ対処していく。シワや美白、肌荒れなど、それぞれの問題に対応したスキンケアグッズを選び、それだけを2〜3週間試してみるのが基本。
- 自分の肌タイプにあったものを選ぶ:なにせヒトの肌は種類がさまざまなんで、まずは自分が脂症か敏感肌かを把握し、保湿剤もそれにあったものを選ぶ。
- というか、スキンケア商品にそんな期待しない:もちろん日焼け止めと保湿剤は大事なんだけど、それでもマイルドな効果しかないのも確か。たかがクリームで10才も若返ったり、シワが消えたりするはずはない。ちなみに「臨床試験で効果が確認された」というウリ文句も信じてはいけない。
- 値段が高いから効果が大きいわけじゃない:値段が高い商品ほど効果が大きいと思ってしまうのが人間の心理。しかし、実際はどの価格帯にも効果的な商品は存在している。
といったところです。「要は日焼け止めと保湿が一番大事!」って主張にはわたしも大賛成。光老化と乾燥さえ防いじゃえば、あとは食生活と肌バクテリアのほうが大事だよなーと思う次第です。