悪玉コレステロールを超悪玉にしないためには「サイズ」が大事
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コレステロールのサイズって?
コレステロールサイズについてのご質問をいただきました。
卵は1日3個の記事で、「コレステロールのサイズが上り」という表現があったのは、どういう意味でしょうか?コレステロールに大きさの差があるのでしょうか?
とのこと。似たようなご意見をいくつかいただきましたんで、どうもわかりにくかったみたいです。すんません。
コレステロールの粒子サイズも超大事
で、「コレステロールのサイズ」ってのは、専門的には「粒子サイズ」のことです。かつてはコレステロールといえば、
- HDL=血管壁を掃除してくれる善玉!
- LDL=血管壁にこびりつく悪玉!
って分類がメジャーでしたけども、その後で「サイズも大事!」って考え方が勢力を増してきたんですよね。そもそもコレステロールってのはリポタンパクって粒子でできてまして、この大きさが健康を左右するんじゃないのか、と。
コレステロールは大きいほど良い
例えば有名なのはカナダの研究(1)で、2103人の男性を5年にわたって調査したら、LDLコレステロールのサイズが小さい人は、心疾患の確率が3倍も高かったとか。すごくざっくり言うと、
- 大きいHDL=血管を掃除する力がさらにアップ!
- 大きいLDL=血管にこびりつきにくくなる!
みたいな感じです。そのため、健康診断ではコレステロールが正常なのに血管がガチガチなケースも普通にあるんですな(2)。なので、単にコレステロール値だけ見てると危険だったり。
LDLコレステロールのサイズを上げるには?
では、どうすればコレステロールのサイズはデカくなるのか?って話ですが、HDLについては「善玉コレステロールの性能をアップさせる3つのテクニック」を参考にしていただくとして、ここではLDLの話を。LDLを善玉に近づける方法は大きく2つで、
を守るのが大事であります。つまり、パレオダイエットや地中海式ダイエットをやっとけば、とりあえず心配はないかと。