アレルギー体質のためのパレオダイエット初級ガイド
https://yuchrszk.blogspot.com/2014/12/blog-post_5.html?m=0
アレルギーとパレオダイエットに関するご質問をいただきました。要点を抜粋しますと、
わたしもスズキさんと同じくアレルギーに悩んでいるダイエッターです。パレオダイエットがアレルギーに良いと聞きますが、ほかに注意することはありますか?
とのこと。わたしも30年来のアレルギー持ちでして、おもにハウスダストとダニに苦しんでおります。当ブログでも対策法についてはいろいろと書いてきましたが、確かにアレルギーを治すのは難しいので、パレオダイエットよりもさらに厳しい食事管理が必要になってきます。
アレルギー体質によくないNG食品
まずは結論から申しますと、アレルギーを治すには、パンや豆類といったパレオダイエットの基本NG食品を絶つのはもちろん、以下の食事もひかえていくといい感じ。- タマゴ(特に白身)
- ナッツ類
- 種子類(コーヒー・ココアのような飲み物や、ゴマ・ナツメグのような種子系スパイスもNG)
- ナス科植物(トマト、ナス、ジャガイモ、ペッパー類)
- チョコレート
- トウモロコシ
- 乳製品(ホエイプロテインアイソレートは除く)
- アルコール
- 果糖(1日25グラム以下)
- 食品添加物(乳化剤や安定剤など)
- 非ステロイド性抗炎症薬(ボルタレンとかイブプロフェンとか)
いずれの食品も、リーキーガットの引き金になったり、腸内の悪い細菌を増やしたり、体内に毒素を流し込んだりする可能性がありまして、免疫系に悪影響をあたえるリスクがあるんですな。タマゴやナッツ類、ダークチョコレートなど、本来のパレオダイエットでは推奨されている食品も、アレルギー体質の場合はNGであります。
アレルギー体質を良くする推奨食品
逆に、アレルギー体質を改善するために食べたいのが以下の食品。- 魚介類(最低でも週に3回は魚を食べてオメガ3を補給)
- ホルモン系(特にレバーは週5ぐらいは食べたい)
- 緑黄色野菜(脂溶性ビタミンの補給)
- アブラナ科の野菜(キャベツ、白菜、大根、ブロッコリー、カブなど)
- 質のいい牛肉・豚肉
- 質のいい脂肪
- 鶏ガラ&豚骨スープ(豊富なグリシンがアレルギーを防ぐ)
などなど。このあたりは、普段からパレオダイエットやレインボーダイエットで言われている食事と同じですね。満足な食事がとれない場合は、せめてマルチビタミンの補給を推奨。
まとめ
そんなわけで、アレルギー体質の方のための食事ガイドラインでした。基本的には質の高い食品を食べつつ、腸内環境や免疫系にダメージを与えるものを徹底的に省くのが基本になるかと思います。食事だけでもかなりアレルギーは改善しますんで、ダマされたと思って試してみて欲しいところ。credit: Reena Mahtani via FindCC